【目黒区】地元から愛された自由が丘「サクラバル」が閉店、思い出とともに振り返ってみました
自由が丘・九品仏川緑道沿いにある一軒家バルとして約12年間、営業を続けてきた「サクラバル」が2023年4月2日(日)で閉店してしまいました。
思い起こせば、横浜市から世田谷区に引っ越してきたのが約11年前。自由が丘で雰囲気の良さそうなお店を探していたところ発見したのが「サクラバル」でした。
当時はお店の前に大きな桜の木があり、気軽に楽しくお酒が飲めるお店としてたびたび訪れていたのを思い出します。その木もすでに伐採されてもうありません。
コロナ禍でどの飲食店も苦戦する中、お店を改装してテイクアウトや立ち飲みスペースを併設するなど、工夫を重ねてきましたが閉店ということになってしまいました。
寂しいですが「サクラバル」との思い出を、私なりに振り返ってみたいと思います。
自由が丘で飲み会、2軒目によく訪れていた「サクラバル」
世田谷に越してきたばかりの頃、自由が丘界隈でよく飲み歩いていました。そんな時、もう少しお酒が飲みたい場合はやっぱり「サクラバル」ということで、おじゃますることが多かったと記憶しています。
一時期世田谷区を離れていた時期がありましたが、数年前に再び世田谷区へ。そんな時に真っ先に足を運んだのが「サクラバル」でした。
冬だったのでおでんを提供しており、日本酒のおでん出汁割りが最高においしかったのを思い出します。あまりにも身近過ぎて全然写真が残っていないのが残念。
コロナ禍で休業が続く中、テイクアウトのお弁当が絶品だった「サクラバル」
コロナ禍でお酒が飲めるお店が休業を余儀なくされている状態が続きました。「サクラバル」ももちろん休業。
その間、店内を改装してテイクアウトカウンターを設け、立ち飲みスペースを新設しました。1階にあったテーブル席をなくしてカウンター席のみに。
厨房から直接つながるテイクアウト窓口を設けていました。
かわいい曲げわっぱ風の容器に詰めたお弁当は週替わりで2種類。ごはんは白米の他、鯛めし、とり五目飯の3種類から選択できました。
メインのおかずは魚かお肉。もちろん名物の「チューリップから揚げ」もちゃんと入っています。
お味噌汁までついて1,000円以下とはかなりのハイコスパ。「サクラバル」が手掛けただけあってお味も最高でした。
「サクラバル」との最後のお別れ、4月2日(日)におじゃましてきました
お店が閉店してしまう前になんとか来店したいと思いつつ、なかなか足を運べず。結局、営業最終日の4月2日(日)の16時頃にようやくおじゃますることができました。
ちょうどカウンター席が2席空いていたので無事入店。最終日は14時からオープンしていたようですが店内はほぼ満席でした。
まずは「サクラバル」人気の「粋酔レモンサワー」と自家製「サングリア(赤)」で家人と乾杯。
営業最終日ということで提供できないメニューや飲み物はありましたが、懐かしいメニューもたくさんあります。カウンター席で最後の宴をスタートです。
2杯目に頼みたかったスパークリングワインが売切れ。白ワインをグラスで注文しました。
続いてロゼワインを追加。「天然本まぐろのカルパッチョ」そして「サクラバル」の人気メニューである「焼きそば麺de ナポリタン 温玉のせ」も。
焦げたケチャップの香ばしさがたまらない一品です。温泉卵をくずしながら麺に絡めていただきます。
「サクラバル」名物の「チューリップ唐揚げ」「粋酔レモンサワー」「アジとアボカドのなめろう」「焼きそば麺de ナポリタン 温玉のせ」等は、2021年にOPENした姉妹店「チューリップ食堂」で引き続き提供していくそうです。
店内で飲食される方、テイクアウトされる方で店内は大にぎわい
次々とお客様が来店し、席が空くのを待っている様子。なるべく大勢の方が「サクラバル」で過ごす最後の時間を楽しめるように席を空けます。
名残惜しいですが、おなじみのメニューを「チューリップ食堂」へまた食べに行きたいと思います。「サクラバル」のスタッフの皆様、ごちそうさまでした。そしてお疲れ様でした!
【店舗概要】
サクラバル
住所:東京都目黒区自由が丘1-31-8
チーリップ食堂
営業時間:11時~15時(L.O.14時)/17時~24時(L.O.23時)
住所:東京都世田谷区奥沢5-26-2 クレッセントビルB1
問合せ先:03-5726-8848