アナフィラキシーショックも。イチジクで口が痒くなる人は要注意です!
こんにちは、ファイナンシャルプランナーの園芸愛好家グロ子です。
この季節になると果物売り場にイチジクが並びます。
私はイチジクが大好物。
家にもイチジクの樹があり、庭仕事の合間におやつとして採って食べるのを楽しみにしていました。
なのに!
色々なことが重なってイチジクの樹を切らざるを得なくなってしまったのです。
一体なぜイチジクは撤収となってしまったのでしょうか。
イチジクを食べると口が痒くなった
イチジクは昔から食べていました。
子ども時代は平気だったのですが、ある時点からイチジクを食べると口が痒くなるようになりました。
その後歯を磨くと平気になるのでたいして気にしていませんでした。
イチジクも食べ続けていました。
イチジクの季節に花粉症の症状が出るようになった
私は花粉症で、ヒノキ花粉が終わるまで涙と鼻水、くしゃみが止まりません。
イチジクの出回る真夏は花粉症の治まっている貴重な季節でした。
なのに数年前からこの時期にも、目の痒みや鼻水など花粉症の症状が出始めました。
ハウスダストでもなし、猫でもなし。
どこにいても症状が出るので原因がさっぱりわかりません。
寒暖差アレルギーかな?などと思っていました。
イチジクを採ると手が痒くなるようになった
上の写真がうちの庭で採れていたイチジクです。
小ぶりの甘い実が毎年100個以上なり、出勤前に熟しているをものを収穫していました。
イチジクの樹液は白くて少し粘りがあります。
この樹液が手につくと痒くかぶれることが増えました。
樹液だけではありません。
イチジクの葉の裏には産毛が生えているのですが、この産毛にもかぶれるようになりました。
それは意外な果物から始まった
アレルギー体質なのでアレルギー検査は何回も受けていましたが、食物に関して注意を受けたことはありません。
食物アレルギーは持っていないという自信があったのです。
でもある朝、いつも食べていたキウイでかなりひどい口腔アレルギーが出てしまいました。
シラカバアレルギーの人は要注意
私はシラカバ(白樺)の花粉にアレルギーを持っています。
関西ではまず見かけないので気にしなくていいと思っていました。
実はシラカバアレルギーの人は果物アレルギーを併発することが多く、成人してからでも突然始まるそうです。
注意すべき果物はイチジク、キウイ、メロン、パイナップル、トマト、いちご、リンゴ、ナシ、桃、サクランボ、柿など。
これって果物ほとんどですよね。
私の場合、イチジクとキウイのアレルギーが始まっていました。
イチジクに関しては白い樹液に含まれるフィシンという物質にもかぶれることがわかりました。
こうなると日常的にイチジクの樹に触れているのはとても危険。
アレルギー反応がひどくなるとアナフィラキシーを起こす可能性もあります。
残念ですがイチジクの樹は切ることになりました。
花粉症が増えると果物アレルギーも増える
果物アレルギーを引き起こす花粉症はシラカバだけではありません。
イネ科の花粉症やハンノキやブタクサにも同じことが言えます。
また果物アレルギーであっても口腔アレルギーの症状だけではなく、私のように花粉症のような症状が出ることも珍しくないそうです。
アレルギーは成人してからでも新しく始まります。
以前検査を受けた時とは事情が変わっているのです。
おかしいな?と思ったら是非検査を受けて下さい。
果物アレルギーは幅広い年代に発症します。
比較的最近問題になり始めたせいか、このアレルギーが理解できない人もいます。
果物アレルギーを好き嫌いの問題と考えてしまう世代の方もいるのです。
大人は自分で説明できますが、子どもはそうはいきません。
夏休み、家族以外の人と食事することも増えると思います。
子どもたちがアレルギーのある果物を食べることを無理強いされることがないように、周囲の大人は是非気を付けて下さい。
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