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【京都市】平家ゆかりの『六波羅蜜寺』で「開運推命おみくじ」♪

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

六波羅蜜寺

「六波羅蜜寺」は、通称「六はらさん」と親しまれる東山区のお寺です。空也の死後、977年に比叡山の僧・中信が中興して天台別院とし、六波羅蜜寺と改称し天台宗寺院になったそうです。

六波羅蜜寺 (ろくはらみつじ)は、京都市東山区轆轤町にある真言宗智山派の寺院。山号は補陀洛山。本尊は十一面観世音菩薩(十一面観音)。創建者は空也上人。西国三十三所第17番札所。創建年は定かではないが、平安時代の歴史書である『扶桑略記』(ふそうりゃくき)によれば、踊り念仏で知られる市聖(いちのひじり)空也(くうや)が平安時代中期の天暦5年(951年)に造立した十一面観音を本尊とする道場に由来し、当初西光寺と称したという。空也は疫病の蔓延(まんえん)する当時の京都で、この観音像を車に乗せて引きながら歩き、念仏を唱え、病人に茶をふるまって多くの人を救ったという。空也は応和3年(963年)に鴨川岸に僧600名を集めて大規模な大般若経供養会を行ったが、この時をもって西光寺の創建とする説もある。当時、鴨川の岸は遺体の捨て場であり、葬送の場であった。
空也の死後、貞元2年(977年)に比叡山延暦寺の僧・中信が中興して六波羅蜜寺と改称し、天台宗に属する天台別院とした。(wikiより)

たび重なる兵火をのがれ、六波羅蜜寺には平安・鎌倉期の木像彫刻を代表とする名宝が数多く安置されています。その中でも、六波羅蜜寺ゆかりの人物の像 · 空也上人立像(重要文化財) · 平清盛坐像(重要文化財)などは有名ですね。

平清盛塚や阿古屋塚 (平景清の妻阿古屋の塚)もあります。

歌舞伎や浄瑠璃の『阿古屋』は通称「琴責め」とも言われ、琴・三味線・胡弓の三曲を阿古屋自ら演奏するという趣向が眼目の演目です。 3つの楽器の弾き分けをはじめ、傾城の気品や色気、景清を想う心理描写も表現しなければならず、女方屈指の大役と言われる阿古屋。浄瑠璃・歌舞伎で平景清の愛人とされる清水坂の遊女の名。 「出世景清」「壇浦兜軍記」などに登場。(HPより)

この辺りは、平安時代後期には、平清盛をはじめとする平家一門の屋敷が建ち並んでいたことでも知られています。

福寿弁財天堂さんの神々しいお姿も圧巻ですね♪ (過去記事がありますので、よろしかったらご参照くださいませ。https://creators.yahoo.co.jp/kozushokairica/0100156213

開運推命おみくじ

六波羅蜜寺の「開運推命おみくじ」は、節分で新しい年が開けると更新されます。毎年わたしも頂きに行きます。

このおみくじは、「四柱推命」をもとにした占いで、生年月日と性別とから、2月4日~翌年の2月3日の節分までの旧暦に基づいた1年間について書かれています。

遠くからわざわざ「開運推命おみくじ」を求めて来られる方も多いそうです。当たると評判ですが…いかがでしょう。

六波羅さんの御本尊である「十一面観音」さまの裏の顔は、暴悪大笑面と呼ばれています。一般的に十一面観音の後ろの面(後頭部)は、煩悩だらけの人の愚かさを笑い飛ばす表情を表しています。

観音さまに笑われないように、真摯に生きていこうと改めて思いました。

映画やドラマなどで知られる老舗会社「高津商会」では、様々な武将体験ができ、平清盛の甲冑を着れる武将体験も大変人気があるそうですよ♪

阿古屋や平清盛の武将体験などしながら、六波羅蜜寺さんを訪れ、「開運推命おみくじ」をいただくとまた違った体験になるかもしれないですね。

六波羅蜜寺
住所:京都市東山区松原通大和大路東入2丁目轆轤町81-1
電話:075-561-6980

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。フォトジャーナリスト、写真映像家、音楽・イベントプロデューサー、特殊ツアープロデュース・ガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。日本映画の発祥時より美術に携わってきた”ジャパニーズハリウッド”京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深め世界進出を夢見る毎日。

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