こんにちは、ファイナンシャルプランナーの園芸愛好家グロ子です。

最近の秋って気温が高めだと思いませんか？
秋から冬への気温差が大きいと、急な温度変化といきなりの冷たい北風で、花苗の花びらや葉が茶色く傷んでしまいます。
でもこの時期の花は寒気と太陽にしっかりあたることによって花芽をつくります。
冬越しする花苗は本来は寒さに強いのです。
室内に取り込めばいいというものではありません。

私はクリアファイルで作った防寒カバーをかぶせています。
花びらや葉の痛みは防ぎますが、雨や水やりの邪魔にはなりません。
過保護にならない防寒カバーです。
簡単に出来ちゃうのでぜひ参考にして下さい。

クリアファイルを用意する

私は一般的なA4クリアファイルを使っています。
写真のようにクリアファイルの接合されている辺、短い方の辺を切り取って下さい。
それをさらに二等分すると、だいたい高さが15cm。
このサイズが冬の花苗に多い、パンジービオラやガーデンシクラメンにちょうどいい大きさになります。

ホチキスでとめて円筒形にする

クリアファイルの内側が外になるように円筒をつくります。
表裏を間違うとキレイな丸にならないので気をつけて下さい。
端を重ね、上下２か所ずつホチキスでとめます。
屋外に置くものなので、雨や水やりで濡れてしまいます。
強度を考えて、セロハンテープやマスキングテープではなく、ホチキスを使って下さい。
先ほどA4クリアファイル二等分と書きましたが、花苗に合わせてサイズは調整して下さいね。

布ガムテープでタグをつくる

布ガムテープには耐水性があります。
必ず紙製ではなく布製のガムテープを使って下さい。
これを使ってタグを２か所つくります。
タグの場所は継ぎ目と折り目にすると、ちょうど対称になりますし、より強度が上がります。
使う布ガムテープは１か所で２～３cmくらいです。

タグに切り目を入れる

できたタグに固定に使う切り目を入れます。
写真のマジック部分くらいでちょうどいい大きさ。
この切り目は大きく入れないのがポイントです。
両方のタグに切り目を入れて下さい。

タグに割り箸を差し込む

固定に棒を２本使います。
園芸用の短い支柱があれば一番いいのですが、なければ割り箸で充分です。
先ほど開けたタグの切り目に差し込んで下さい。
少しきつめのほうがカバーをしっかり固定できます。

割り箸を土に刺せば防寒カバー完成！

割り箸を土に刺せば防寒カバーのできあがりです。
棒を土に刺すくらいでは、花苗の根を傷めることはありません。
布ガムテープはとても丈夫なので、タグを土に埋めて目立たなくすることもできます。
鉢植えにも地植えにも使えますし、日光もよく当たり、水やりの邪魔にもなりません。
天辺をふさいでいないので、温度が上がり苗が蒸れて萎れることもありません。

寄せ植えには囲むカバーとして

寄せ植えの場合は土の余白部分がないのが普通です。
寄せ植えには刺して使わず、発想を転換して鉢全体を囲みましょう。
この場合、あまり大きめに作らず、鉢の一回り大きいくらいにして下さい。
下の写真は、A4クリアファイルを接合部分と折り目で切ったものを３枚使っています。

この寄せ植えを囲むカバーは防寒だけではなく、持ち運びの時とても便利です。
このまま箱や紙袋にいれると、花も葉も傷むことがありません。
クリアファイルはハサミで自由に切れるのに弾力がある。
とても扱いやすい素材なので、好きな大きさのものがつくれます。

クリアファイルの防寒カバー、見た目もいいし数年は使えます。
簡単に出来ちゃうのでこの冬絶対作ってみて下さい！

より詳しくHPにも記事を書いています。チェックして下さいね。