【富士宮市】市内で速読を身に付けられるのは『才秀館』だけ!大人になってからも必要な読解力をUPしよう
例えば、こんな数学の問題があったとします。
みなさん、解けましたか?
以前家庭教師をやっていた頃、計算問題は得意なのに、文章問題ができない子がいました。
文章問題に書いてあることを式に置き換えられない…数学の文章問題に限らず、読解力はどんな教科でも必須です。大人になってからもいきなり計算を求められるシチュエーションはまずなく、その計算式を必要となる経過があります。経過を理解できなくては、できる事を生かすこともできません。
でも語彙力ってどうしたら身につくのでしょうか。
市内に唯一、『才秀館』では語彙力を高める速読の授業を受けられるという事で、その授業内容を体験させて頂きました。
『才秀館』の講師である望月さんは、自分の子どもに語彙力を身に付けさせたくて、速読の授業を受けるために週一で横浜まで通っていたそうです。
そして、同じ授業を子どもたちが身近で受けられるようにと、市内で『ことばの学校』を始めたのだそう。
タブレットで読み上げる速度に合わせて、活字を追っていく練習をしていきます。
自分の興味のある内容は身に入るのに、興味のない内容は読むのすら苦痛ですよね。本の種類は200冊ほどあり、レベルに応じて分けられた本の中から自分の興味がある本を選ぶことができます。
用意されている本は、中学入試に出やすいものから抜粋されています。
1倍速はアナウンサーがしゃべる速度で、大人が聞き分けられるのは2.2倍速くらいがちょうどいい速さです。そして通っている子の平均は4倍速くらい。
音声につられて読んでいるだけで、意味を理解できているのか?
早く読めても意味を理解できないのでは本末転倒です。
速読が終わった後は、『ことばシート』を使い、文の前後で難しい言葉などの意味を理解できているか確認して、速読の速さが合っているかのチェックをします。
速読ができるようになると目の動き=俯瞰で見ることができるようになるため、スポーツの場面でも動体視力や瞬間的な判断力の養成のために採用しているスポーツクラブもあるんだそう。
週一、子どもの都合に合わせた時間に行っている速読の授業。
本を読むのが苦手な子や外国の方も受講されています。
望月先生曰く、「速読は一度乗り方を覚えてしまえば、ブランクがあったとしても乗ることができる自転車に似ている」そうです。
語彙力をつける事は受験に必須でありますが、生きていくための糧にもなると私は思います。
文章として残された多くの言葉は、読み終えた後も人の心に残り、その人を支えたり勇気づけたりできるもの。これから生きていく子どもたちにはより多くの文章を読み、取り込み、心豊かに生きて行って欲しい。そんな風に思いながら、受講している子どもたちの背中にエールを送りました。
才秀館
住所:富士宮市中央町1-1
TEL :0544-26-9155
E-mail :info@saisyukan.com