外に出るのが気持ちいい季節、昭和区の川名公園では老若男女が楽しんでいました。こちらの公園、親子連れもたくさん訪れるのですが、公園で遊び終わった子どもたちが楽しみにしているおやつがあるようです。
今回筆者が公園の写真を撮りに横断歩道を渡っていた時、親子連れとすれ違ったのですが、小学校低学年くらいの男の子が、「バッナナのバッナナのおいしいヤツーっ」と歌いながらはしゃいでいました。これからあのお店にいくのかな。

そのお店は「パピリカ」さん。公園の東側の通りを挟んだ向かい側で営む、こぢんまりとしたお店です。

そこで売られているのは、「バナナ焼き」というおやつです。形はバナナですが、バナナの味はしません。北海道小麦と米粉を使ったたい焼きのような食感の生地の中に、あんやソーセージなどが入ったものです。北海道旭川ではメジャーなんだそうで、北海道出身の前のオーナーが販売し始めたところ、その手軽さとおいしさに、たちまち口コミで広まったのだとか。
ショーケースの中には焼き上がったバナナ焼きがならんでいますが、「10分くらい待ち時間をいただければ、焼き立てをお渡しできますよ」とのこと。

今回、筆者は「カスタードの揚げ」を購入して公園でいただきました。もっちりとした食感に、ところどころカリッとするところがあって楽しい。「もちッ、カリッ、ジュワーッ」といった感じです。生地はほんのり甘く、カスタードクリームの甘さを後押ししています。なるほど、この食感とわかりやすい味わいが人気の秘密なんでしょうね。

店内にはイートインがあるため、その場で食べることもできます。

「お子さん連れの方が多いので」というお店には、お子さん用の絵本やおもちゃなども置かれていました。

こうしたお店は、大人の日常にも潤いを与えてくれそうです。幼い頃、親と一緒に遊んだ帰りにアイスクリームを買ってもらうことを楽しみにしていたことなどを懐かしく思い出したりして。あなたもぜひ、いかがですか？

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