「あっJリーグでもウ・ヨンウ‼」 J1サガン鳥栖のゴール後パフォーマンス 韓国ネット掲示板で話題に
7月31日に行われたJリーグの試合のあるシーンが、韓国で思わぬ話題になっている。
「ゴール後のパフォーマンスでウ・ヨンウが登場」
Netflixで配信中、韓国でシンドロームが起きているドラマと関連する話だ。
"出来事"はJ1リーグ第23節清水エスパルスーサガン鳥栖戦で起きた。
前半3分、アウェーの鳥栖が右サイドから大きくサイドを変えるロングパスをゴール前に入れる。
これに反応したのが、先のE-1選手権で日本代表にも選出されたFW岩崎悠人(24)だった。
オフサイドラインをうまく切り抜ける動きを見せた後、利き足の右足でシュートを打てるコースにボールコントロール。十分に時間とスペースを確保したのちに振りぬいた強烈なシュートがニアサイドを破った。
韓国で関心が集まったのが、その後、岩崎が自軍ベンチの選手に向けてやったパフォーマンスだ…。
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超有名な挨拶シーンを披露
今熱い"あのドラマ"での超有名シーン。登場人物の挨拶の後に"ハッ"とやるあれ…。
Netflixで配信中、韓国では6月27日に初放映後、視聴率が"愛の不時着超え”を記録する「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」で、主人公ウ・ヨンウが、親友トン・グラミに会った時に交わす挨拶の場面が再現されたのだ。
"ウ to the ヨン to the ウ"
"トン to the グ to the ラミ"
"ハッ"
その"ハッ"のところをやったのだ。
これに反応したのが、韓国のネット掲示板「theqoo(ザ・クー)」のユーザーたち。同サイトは03年に「日本の音楽と芸能関係の掲示板」としてスタート。2010年以降、韓国でのJ-POP人気低下と管理人の徴兵などの事情から形態を変えながら現在に至る人気掲示板だ。
「今日のJリーグでのゴールセレモニー」
というタイトルで31日にスレッドが立ち、韓国ユーザーによる7万4000を超えるアクセス数と250近いコメントが記されている。
「隔世の感。すごいな文化の力は」
「ウ・ヨンウ、日本でも人気なんだねww あの動作はトン・グラミ役の俳優が作ったんでしょ? うまく作ったよね」
「うぁ それほどまで人気?」
「なんでそんなに日本で人気なの? 悪い意味じゃなくて単に気になる」
「最近、日本でもNetflixでずっと1位なんでしょ? 日本では韓流ドラマを観るんなら、ネトフリ。そういう雰囲気みたいだな」
「まあ日本人がいかにネットフリックスを見てるか、って証拠でもあるんじゃないかな。そこに上がってるんだったら、日本のコンテンツでも人気になっただろう」
- 公式チャンネルが紹介する「挨拶の仕方」
本人、じつはかなりの…
このポーズを披露した岩崎悠人…じつはかなりのK-POP・韓流好きで知られる。
滋賀県生まれの24歳(1998年06月11日生まれ)。過去には京都サンガF.C.や北海道コンサドーレ札幌、湘南ベルマーレに在籍歴がある。サッカー的にいうと「東京五輪世代(2020年に23歳となる年代)」。
テレビ朝日が公式サイトにて「東京五輪世代選手名鑑」としてまとめたプロフィールには、好きなアーティスト「BTS」、好きな曲は「Boy With Luv」とあった。現所属のサガン鳥栖でのそれには…マイブーム・趣味=「K-POP」、好きな女性タレント・歌手・女優=「winterさん」、好きなアーティスト=「BTSさん」と記すほどの筋金入りのファンだ。
じつは筆者自身、湘南時代にスタッフから「かなりK-POP好きで、思いも強いので一度ぜひ取材を」「東京五輪もありますし」と声をかけていただいたこともあった。本人が望んでいた東京五輪代表への選出はならなかったが、今年に入って7月のE-1(東アジア選手権)の香港戦で後半19分にA代表デビュー。今後の活躍が期待される。同世代の若者と同じく、日本代表選手もその世界にドはまりなのだった。
参考記事(筆者による):ネトフリ韓流ドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」 韓国で爆裂ヒット中「すごいの来た」「次が待てない」