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むわっと湿気に負けない!梅雨どきの香水の選び方と使い方

調香師・ゆうか調香師/フレグランスライフアドバイザー

こんにちは。調香師・ゆうかです。

もうすぐ梅雨。ジメジメする日も増えてきましたね。そんなときに気になることの一つに匂いがあります。
湿度が高いとむわっとした匂いを感じますよね。
この時期にいつもつけている香りを強く感じたという経験をした方もいると思います。

じゃあ香水はしばらくお休み?
もちろんそんな必要はありません!

今回は、梅雨どきでも楽しめる香りの選び方と使い方をお伝えします。

むわっと香るのはなぜ??

梅雨になるとふとしたときに汗の匂いが気になったり、普段気にならない匂いを感じたりしますよね。
その理由が気温と湿度です。梅雨の季節になると徐々に気温も夏に近づき、湿度もグンと上がってきますがこの二つは香りや匂いがより強く感じやすくなる原因になります。
つまり、いい匂いもそうでない匂いも強まる傾向にあるのが梅雨から夏にかけての季節になります。

押さえておきたいポイント

気温と湿度が上がると香りや匂いが強くなるということは、いい匂いも強く感じられるということです。
気温と湿度が低い冬などに買った香水がこれからの季節は思いのほか強く感じられてしまうということもあり得ます。

そんな場合はつける量を調整すると上手につけることができます。
いつもワンプッシュつけているならその半分くらいにしてみると香りも落ち着いてくるので、ぜひやってみてください。

それ以外におすすめなのは、季節によって香りを変えてしまうこと。
洋服を衣替えするように香りも季節によって変えて楽しむのもおすすめです。

梅雨と上手に付き合おう!
梅雨と上手に付き合おう!

どんな香りを選べばいい?

では気温と湿度が高くなる時期にどんな香りを選べばいいでしょう?
一番おすすめなのはトップノートと呼ばれる香水の香りの中でも軽くて爽やかな香りがメインのものを選ぶことです。
具体的にはシトラスノートやマリンノートなどのすっきりとした香りです。
そのほかにも軽めのライトフローラルの香りやグリーンノートの香りも強くなりすぎずおすすめです。

使い方はどうすればいい?

すっきりとした香りを選んだら、使い方はいつもの通りで大丈夫です。
ただし、軽い香りを服の内側や体の下の方につけてしまうとあまり香らなくなってしまうのでつける場所は上半身がおすすめです。
胸元が開いたデザインのシャツやカットソーならぜひ胸元につけてみてください。
爽やかな香りが胸元から立ち上って、ジメジメした季節もすっきりとした気分で香りを楽しむことができます。

王道の手首や首筋もおすすめですがつけるときにこすらないように注意してくださいね。

季節に合った香りを楽しもう!

今回は梅雨どきの香りの選び方や使い方についてお伝えしました。
ジメジメした湿気は厄介な存在に思いがちですが、その時期に合った香りを楽しむというのもライフスタイルに変化が出るのでおすすめです。

素敵な香水ライフを!

調香師/フレグランスライフアドバイザー

中学生のときに初めて買った香水の感動が忘れられず、10年間務めた銀行を退職して調香師の道へ。ワークショップや動画を通じて初めて香水をつける方へのお役立ち情報からマニアックな香料の話まで、調香師ならではの視点で香水の魅力についてお伝えする活動をしています。ATELIERS AROMES & PARFUMS PARISフレグランス・デザイナー、パルファン・スタイリストディプロム保持。

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