【京都市山科区】週に3日だけ営業の隠れ家的菓子工房の夏季限定ケーキがはじまりました!
三条通りの日ノ岡交差点を南に行った住宅街にある「菓子工房momo」。
木・金・土の週3日しか開店していない隠れ家的なケーキ屋です。
以前にテレビでも紹介されたお店で、ご夫婦で作られるケーキが絶品と聞いて行ってみました。
日ノ岡の交差点を南に80mほど行くと横断歩道がある交差点があるので、枝分かれするようになっている方に左折(東南方向)し、100mほど進むと左手にあります。
お店は駐車場完備なのですが、日ノ岡からの道路は道幅が車1台分しかないので、離合には注意です。
お店の前にはその日に販売しているケーキのメニューが手書きされた、かわいらしい看板があります。
旬のフルーツを使ったケーキにこだわられていて、うかがった時の今日のケーキにはさくらんぼとマンゴーと桃を使ったケーキがありました。
ショーケースの中には色とりどりのケーキが並んでいて、まるで宝石箱の様にきれいです。
ちょうどうかがった日に春のメニューから夏のメニューに品揃えが変わったとのことで、筆者の大好きなレアチーズケーキや桃のタルトがあり、タイミングがよくてラッキーでした。
生洋菓子のほかにも、アップルパイやクッキーなどの焼き菓子も販売されています。
店内にはイートインスペースもあります。
ドリンクメニューは黒板に書かれているのですが、ケーキの説明も書かれていて、イラストもかわいいです。
近くの小学校の「まちたんけん」の授業にも協力されていて、地元でも愛されているのがわかります。
購入したのは、手前の左から「夏季限定 さわやかレアチーズケーキ」「桃のタルト」「モンブラン」「さくらんぼのロールケーキ」の4点です。
白いレアチーズケーキだと、「チーズじゃなくてヨーグルトっぽい」と言うことがありますが、さわやかレアチーズケーキは、ホイップフロマージュなので軽やかなチーズ風味で、後味が軽快なためすっと口の中でなくなるかのような口当たりです。
底のフランボワーズシロップを含んだスポンジが、チーズケーキにアクセントを添えており、夏限定なのがおしいほど美味しいです。
桃のタルトはビスキュイの上にカスタードクリームがのせられ、カットした桃が渦巻き状に飾られています。
完熟桃がすごく甘くとろりとした舌触りで、カスタードの控えめな甘さからも、「桃が主人公のタルト」と感じられます。
さくらんぼのロールケーキは、上に飾られているのは紅秀峰、中に入っているのは佐藤錦と、使い分けられています。
濃厚な生クリームに負けない甘みの佐藤錦が美味しいのはもちろん、すこし酸味のある紅秀峰がアクセントになって、対比を楽しみながら食べられます。
モンブランは、洋酒の風味がする甘さ控えめな大人の味です。
上に飾られている栗以外に、マロンペーストの中にも栗の渋皮煮が丸ごと1つ入っており、栗好きならば絶対に食べてもらいたい逸品です。
家族に味にうるさいモンブラン好きがいるのですが、食べ終わってからも「もうないの?もっと食べたい。」と言わしめたくらい完成度が高いです。
美味しすぎたので、2日後にさつまいものモンブランとマンゴープリンを買ってきました。
さつまいものモンブランは甘さ控えめなやさしくクリーミーな味で、中には栗とチョコレートソースが入っていますが、洋酒が使われていないのでお子さまでも食べられます。
マンゴープリンは、上のつぶつぶを口に含むといくらのようにプチっとはじけて、中からマンゴージュレが出て来ます。
下のヨーグルト風味のソースと濃厚なマンゴープリンとの組み合わせが、食べている間も驚きと美味しさを提供してくれます。
どのケーキも美味しいのですが、素材にこだわられているので後味がくどくなく、食べた満足度が高い物ばかりでした。ケーキ以外にも焼き菓子も揃っているので、お土産にも最適ですよ。
【店舗情報】
〒607-8495 京都府京都市山科区日ノ岡鴨土町 10番地の1
営業時間:11:00〜18:00
営業日 :木〜土
電話番号:075-748-7768