「画像のようなトマトは冷蔵庫に入れないで!」料理人が必死の呼びかけ【そのワケとは?】
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さん、「トマト」は好きですか?もし、あなたがトマト大好きなら、今回の内容は見逃せません!!
いきなりですが、ここで1つ質問です。
皆さんは、タイトル画像のようなトマトを冷蔵庫に入れない方が良い理由が分かりますか?
ヒントは「追熟」です。
「ちょっと分からないかも…」という方は、ぜひ最後まで読んで、トマトの正しい保存方法をマスターしてくださいね!
今回の目次
- トマトは追熟する野菜
- 冷蔵だと追熟しない
- トマトの正しい追熟方法
- まとめ
トマトは追熟する野菜
今日の本題に入る前に、皆さん改めて再確認して頂きたいことがあります。それは…
トマトは「追熟する野菜」だということです!!
これはつまり…収穫後も時間が経つにつれて、どんどん熟していくという特徴があるということなのです。
冷蔵庫だと追熟しない
では、なぜ未熟なトマト(タイトル画像のようなトマト)は冷蔵庫に入れない方が良いのでしょうか?
結論:「追熟が止まってしまうから」です!
まず、トマトの追熟には「エチレンガス」という植物ホルモンが欠かせません。しかし、トマトを冷蔵庫に入れてしまうと、低温環境のせいで、このエチレンの働きが鈍くなってしまうのです。
つまり、画像のような未熟のトマトは常温で追熟させる必要があるのです。
ちなみに…トマトの追熟の色の変化は緑色から黄色、そして赤色へと変わっていきます。
トマトの正しい追熟方法
では、画像のような未熟なトマトは一体どのように保存をすれば、追熟が進むのでしょうか?手順は以下の通りです。
①トマトを1個ずつキッチンペーパーで包む
②冷暗所(15~25度)で、ヘタ側を下にして保存。
そして、追熟する目安の期間としては3日間です!
まとめ
- 未熟のトマトは冷蔵庫で保存すると追熟が止まってしまう
- 追熟する際は「常温(冷暗所)」が必須