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【日野市】ブルーシートも見納め。豊田駅南口の愛され食堂「ふじ」旧店舗は11月7日に終了、移転します

ひのさんぽ地域ニュースサイト号外NETライター(日野市)

豊田駅南口の再開発の状況が気になるひのさんぽです。駅前は一体どんな町並みになるのでしょうか。

2023年11月7日放映の「秋山ロケの地図」後編でも紹介された昭和の香り漂う「ふじ食堂」もついに移転することになりました。

2023年11月6日撮影
2023年11月6日撮影

ふじ食堂のお隣はすでに更地になっています。このブルーシートのかかった、年季の入った旧ふじ食堂の外観を見れるのも最後になってしまうかもしれません。

秋山氏、山崎育三郎氏も絶賛したもつ煮
秋山氏、山崎育三郎氏も絶賛したもつ煮

ちなみに、新店舗は同じく豊田駅南口。交番のすぐ近くですが、新店舗はまだ工事中でした。

豊富なメニューは昼も夜も作ってくれます。
豊富なメニューは昼も夜も作ってくれます。

旧店舗での営業が終了する前日(11月6日)、ランチ営業が終わったころにお邪魔させてもらいました。お話を聞くと、連日多くのお客さんが足を運んでいるようです。移転の準備もあり忙しいはずなのに、お茶を入れてくれて「ゆっくりしてって」と、温かく迎えてくれました。

お客さんからのたくさんの「好き」が詰まったメッセージ
お客さんからのたくさんの「好き」が詰まったメッセージ

そんな優しさと温もりが溢れるふじ食堂。お客さんや家族からの心温まるメッセージが寄せられていました。50年以上、ほとんど休まずに美味しいご飯を提供し続けてきたので、新店舗がオープンするまでの間は初めての長期休業になるとおっしゃっていました。

お母さんが気さくに話しかけてくれるコの字型のカウンターは新店舗でも同じつくりにするそうです。

手作りのほっとする料理と共に、たくさんの温かい言葉や笑顔で、お客さんの心にほんわかとした幸せも運んでくれるこのカウンターは、次のお店にも引き継がれるんですね。

「あえて塗り直さないで、このままがいいとお客さんも言ってくれるから」と、とうが立ったカウンターも新店舗へとお引越し予定です。

チラシで作られたごみ箱にもぬくもりを感じます
チラシで作られたごみ箱にもぬくもりを感じます

多くの思い出も詰まった「ふじ食堂」。この昭和の名残が残る空間が新たな店舗でも息づくというのは嬉しいですね。

今までありがとうございました! しばらくですがゆっくり体を休めて、また新店舗で同じような魅力と温かさで、美味しいふじのご飯を食べさせてください♪

ふじ食堂
住所:東京都日野市豊田4丁目36−29(旧店舗)

地域ニュースサイト号外NETライター(日野市)

日野市在住、子育てしながらひのの暮らしをお届け中。幾度となく聞かれる「日野市ってどこ?」『東京都の”ど”真ん中です!』ひのさんぽは大好きな日野の魅力を知ってもらうため、ひのの美味しい!きれい!すごい!楽しい!をご紹介します。

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