やってはいけない英単語の覚え方!
人の名前や、知っている言葉がなかなかでてこないことがあります。
英語ならなおのこと。
レッスン中、英語で会話していながら、簡単な単語を度忘れしてしまい、突如つまってしまう生徒さん・・・
そんなとき、わたしはすぐには答を言いません。
ご自分で思い出してもらうためです。
英語でヒント
そのためのヒントをだします。
その単語の最初の文字を伝えます。
It starts with E (Eで始まります)というように。
英語のレッスンですから、英語でヒントを出すのはあたりまえ。
邪道なヒント
でも、ある生徒さんにはちょっと違う方法を使います。
1.たとえば、pepper (コショー)がでてこない場合。
私:ピンクレデイ―の「〇〇警部」って歌ありますよね?
というと、生徒さんはすぐに、
「あ、pepper!」とすぐに思い出します。
2.Ready を忘れたときは・・・
私:フィンガー5の学園天国で、「Are you 〇〇? ヘイヘイヘイヘイへ~イ」ってありましてよね?(古っ!)
生徒さん:「あ、ready!」とすんなり。
キョンキョンの学園天国ではなく、フィンガー5の学園天国っていうところがポイント!
ただし、これは昭和生まれ限定のヒントなので、若い方には使えないというデメリットがあります。
3.ちょっと難しいbully (いじめる)という単語を覚えられない生徒さんには、
魚の「ブリ」に似ていますと伝えると、すぐに覚えました。
4.安定という意味の stable がなかなか定着しない生徒さんに、「table」という音が入っていますと伝えると、すぐに定着。
以降、テーブルをパンとたたきながら「stable」という単語を使っています。
ご自分のなかでtable と連動して覚えているため、自然とテーブルに手がでるのでしょう。
5.angry, agree, ugly は、よくごっちゃになる単語の代表。
angry はまだ大丈夫ですが、agree, ugly が問題。
agree は ee にアクセントがあり、あえてカタカナにするとアグリー。
ugly は u にアクセントがあり、アグリィ。
agreeとugly を混同している生徒さんが少なくありません。
ugly の意味は「醜い、不細工な」という意味なので、間違えると大変。
そんなときの、ヒントはこれ。
F1レーサーの「鈴木亜久里(すずきあぐり)」
これで覚えてから、ugly のアクセントの位置を間違える生徒さんはいません。
使い方の注意点
英語のレッスンとしては邪道で、しかも昭和生まれという年齢が高い人にしかわからないヒントなので、よい子はマネしないでくださいね!