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ライブに展示会に飲み会。12月15日~17日は東京でVRChatユーザーが集うイベント多し

武者良太ガジェットライター
(提供:MiLive"Tokyo")

普段はVRメタバース空間のなかで喋って踊って笑ってコミュニケーションをしているVRChatユーザーですが、12月15日(金曜日)ら17日(日曜日)は、東京に集まるという方も多いのではないでしょうか。

というのもこの期間に、いくつものオフラインイベントが開催されるのです。各イベンターが「この期間に開催する!」と狙いを定めたわけでもないでしょうけど、流れとして面白いので注目するべき3つのイベントを紹介しましょう。

15日は秋葉原で、12回めとなる定例イベント『メタのみ』が開催

(提供:PANORA)
(提供:PANORA)

12月15日(金曜日)の18時より21時まで、秋葉原の富士ソフト秋葉原ビル1階、HUB秋葉原店(通称 秋HUB/秋ハブ)で開催されるのが「メタのみ」です。主催はVTuberやメタバースカルチャーを追いかけ続けているWEBメディアのPANORA

(提供:PANORA)
(提供:PANORA)

編集長の広田さんはメタバースのムーブメントがはじまる以前からVRやVRコンテンツに取り組んできた方で、こちらの世界の造詣が深い。集うメンバーもVRコンテンツエンジニアやXR機器メーカーから、メタバース内でパフォーマーとして活動している人々など多種多様というのも面白いところ。

世間にも注目されつつあるバーチャルフォトグラファーの作品も展示されるため、VRメタバースの今を知るのにぴったりのイベントです。

また会場となるHUB秋葉原店、本来はスポーツバーですが、以前からトレーディングカードの愛好家や、プラモ好きなど、様々なコミュニティの方が集う場でもありました。近年はVRChatユーザーの憩いの場ともなっています。移り変わっていく秋葉原カルチャーを感じ取れる場でもあるんですね。

16~17日は渋谷/原宿で『Vket 2023 Real in SHIBUHARA』

16~17日の土日にかけて渋谷・原宿エリアで開催されるのが『Vket 2023 Real in SHIBUHARA』(バーチャルマーケット2023リアルinシブハラ)です。メイン会場はオープンしたばかりの渋谷サクラステージ。

バーチャルマーケットはHIKKYが主催し、のべ100万人近くが訪れるというVRメタバースのなかで最大規模といえるバーチャルイベントです。多くの企業クリエイターが関わっています。

(筆者撮影)
(筆者撮影)

今年の夏、ベルサール秋葉原で初開催となったイベントですが、ファンのみならずインバウンドの方も多く会場内に足を踏み入れており、動員数は2日で4万人を超えたとのこと。メタバースの外側に向けた施策としても、とても注目されているイベントです。

今回の注目ポイントは、ゆるふわパラパラ部やVRCラジオ体操部といったVRChat内コミュニティが参加する『バーチャルジム』でしょうか。VR空間内のアバターといっしょに身体を動かせるイベントとなる様子。気になります。

16日には秋葉原でライブ&チェキ会があるバンド&アイドルフェス『Milive Tokyo』も

また16日(土曜日)には秋葉原の富士ソフト秋葉原ビル2階および5階にて、VRChatなどのプラットフォーム内で活動するバンドやアイドルが集まる『Milive"Tokyo"』も開催されます。

(提供:MiLive
(提供:MiLive"Tokyo")

冒頭で写真として紹介したバーチャル3ピースバンドAlternoise、バーチャルなデュオアイドルSuc×Suquel。、VRでもリアルのライブハウスでも活動しているJOHNNY HENRYといった15ユニットが集結し、12時から20時まで盛り上がり続けていく様はまさにフェス。

フォトコンテストも開催されるため、こちらでもVR空間内の様子を知ることができるようになっています。

VRメタバースは仲の良い友人と雑談し、気の合う友達と新しく知り合える場というだけではなく、新しいメディアであり、活動の場にもなるということを深く知ることができるこの3つのイベント。ご興味あるかたはぜひ足を運んでみてください。

ガジェットライター

むしゃりょうた/Ryota Musha。1971年生まれ。埼玉県出身。1989年よりパソコン雑誌、ゲーム雑誌でライター活動を開始。現在はIT、AI、VR、デジタルガジェットの記事執筆が中心。元Kotaku Japan編集長。Facebook「WEBライター」グループ主宰。

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