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9月9日に発表される新型のiPhone 16は何がすごいのか #専門家のまとめ

武者良太ガジェットライター
2023年時、新型iPhone発売の様子(写真:ロイター/アフロ)

It's Glowtime.(時が満ちる。)」というタイトルのもと、現地時間の9月9日朝10時(日本時間9月10日の午前2時)にApple Eventが開催されます。このイベントは毎年、新型のiPhoneが公開される場ともなっており、多くの注目を集めています。

最新型となるiPhone 16はどのような機能を持つスマートフォンとなるのか。同じくこの秋に公開されるiOS 18の情報から注目の機能をまとめてみました。

ココがポイント

▼アップル独自の生成AIサービス「Apple Intelligence」が2024年6月に発表」

AppleのAI戦略発表はなぜ他社より大幅に遅れたのか 「Apple Intelligence」の真価を読み解く(ITmedia Mobile)

▼iPhone 16は下位モデルも「Apple Intelligence」が使えるようになる見込み

iPhone 16はApple AIが使えるように全モデルで同チップ搭載か(ギズモード・ジャパン)

▼写真や動画の自動分類機能がアップデート。いますぐ見たい写真・動画が見つけやすくなる

iPhone iOS 18の「写真」アプリがすごい!写真管理がもっと楽しくなる | Release #215(cizucu)

▼ウェブサイトの広告やポップアップ表示を消せるようになる

iOS 18・iPadOS 18・macOS 15のベータ版でSafariに「ポップアップなどの邪魔な要素をブロックできる機能」が追加される(GIGAZINE)

エキスパートの補足・見解

iPhoneの使い勝手を大きく変えるiOSのメジャーアップデート。いままでは5~6年前までのiPhoneでもiOSの様々な新機能が使えるようになっていましたが、iOS 18から取り入れられるApple Intelligenceは、iPhone 15 Pro/iPhone 15 Pro Maxという現行のハイエンドiPhoneでしか利用できません。

※iPadシリーズの場合はM1、M2、M4チップ搭載機が利用可能。MacbookシリーズもM1チップ以降のモデルに対応

しかし日本では9月10日に発表されると見込まれているiPhone 16は、下位モデルもApple Intelligenceが実行できるスペックをもたせる、とウワサされています。

それだけApple Intelligenceを快適に使うには高いハードウェアスペックが必要になるということ。スマートフォンにおける処理能力の速さはゲーマーでなければあまり気にならなかった要素かもしれませんが、アップルがもたらす最新モバイルテクノロジーを体験するには、iPhone 16シリーズの導入を前向きに考えたほうが良さそうです。

ガジェットライター

むしゃりょうた/Ryota Musha。1971年生まれ。埼玉県出身。1989年よりパソコン雑誌、ゲーム雑誌でライター活動を開始。現在はIT、AI、VR、デジタルガジェットの記事執筆が中心。元Kotaku Japan編集長。Facebook「WEBライター」グループ主宰。

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