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【日野市】火災で全焼した百草食品。あのお豆腐をもう一度食卓へ。どうぞ皆さまの応援、ご支援を。

ひのさんぽ地域ニュースサイト号外NETライター(日野市)

こんばんは。東京都のど真ん中で日野愛を叫ぶ、地域ライターのひのさんぽです。

2024年5月15日、川崎街道沿いの三沢2丁目付近の老舗豆腐店「百草食品」で火災がありました。大きな黒煙があがり、現場は騒然としていたようです。

幸いけが人はいらっしゃらなかったそうですが、油揚げや厚揚げを揚げるフライヤーから出火し、店舗 兼 工場が全焼してしまうという惨事に...。

百草食品は昭和45年創業の老舗のお豆腐屋さん。機械化が進む中、昔ながらの製法で大豆から手作りするスタイルを、家族経営で3世代に渡り受け継いできた希少なお店です。

(画像提供)
(画像提供)

すべてのものをある日突然失うこととなってしまったお店の方の悲しさや虚しさを推し量ることはできませんが、多くのお客さんもまた心を痛めていました。

この火災以降、臨時休業となっていた百草食品ですが、皆さまの心配する声、再開を願う声、励ましの声を受け、今、再び前を向いて美味しいお豆腐を届けようと立ち上がっていらっしゃいます。

2024年6月14日に立ち上がったクラウドファンディングに、わずか数日で250名以上の方の支援、メッセージが寄せられています。

「百草食品の、あのお豆腐をもう一度。」

そんな思いを持っていらっしゃる方の支援が次々と寄せられているのでしょうか。しかし、目標金額まではまだ及んでいません。1,000円から寄付ができるので、この記事をお読みになった方の中で寄付ができるという方、寄付はできないけどシェアならできるという方はどうぞご協力をお願いいたします。

百草食品 クラウドファンディング
プロジェクトページはこちら
支援金:1,000円〜(+システム利用料がかかります)
目標金額: 3,000,000円

このクラウドファンディングをスタートしたという情報を耳にし、火災から約一ヶ月後の2024年6月19日に現地を訪問してきました。

廃材の撤去は終了したとのことでしたが、現地は火災の悲惨さを物語るには十分過ぎる状態でした。厳しい暑さにも関わらず、ご家族総出で後片付けをされている様子に胸が苦しくなりました。

我が家の子どもたちの通う小学校の給食にも、朝早くから豆腐を届けてくれていた百草食品。一体毎朝何時からお豆腐を仕込んでいたんだろうと、いつも頭が上がりませんでした。そのお礼を伝えるとともに、「美味しいお豆腐を待っています。どうぞ頑張ってください。」という言葉しか出てきませんでした。

再開についてお聞きすると、「子どもたちの給食が始まる2学期中には、また豆腐を届けたい。」とのこと。

休業中は、同じく市内の老舗豆腐店である三河屋さんに学校給食をサポートしてもらっているそうで、感謝の言葉も口にされていました。

(画像提供:火災前の百草食品)
(画像提供:火災前の百草食品)

もしかすると、火災のことを初めて知ったという方もいるかも知れません。

皆さまの支援の輪が広がり、美味しいお豆腐がまた食卓へ、子どもたちの給食へ、そして未来へつながる事を願うばかりです。

百草食品
東京都日野市三沢2丁目14−11 百草食品ビル

地域ニュースサイト号外NETライター(日野市)

日野市在住、子育てしながらひのの暮らしをお届け中。幾度となく聞かれる「日野市ってどこ?」『東京都の”ど”真ん中です!』ひのさんぽは大好きな日野の魅力を知ってもらうため、ひのの美味しい!きれい!すごい!楽しい!をご紹介します。

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