保育園や幼稚園の遠足を楽むために親ができるちょっとしたこと6つ
共働きの現役保育士です。
秋は遠足の季節。
せっかくなので楽しんできてもらいたいと、どのママ・パパも思うことでしょう。
今回は、子どもが遠足をより楽しめるように親ができるちょっとしたことを6つ紹介します。
レジャーシートは小さめに
遠足の持ち物にレジャーシートが含まれていることも多いですね。
レジャーシートは子ども一人が座れるだけのサイズにとどめましょう。
おおむね横幅1メートルもあれば十分です。
集団で行動する保育園・幼稚園の遠足で、お友達に後れを取ってしまうというのは子どもでも気恥ずかしいもの。
お弁当の前に大きすぎるレジャーシートを敷くのに四苦八苦してしまう子がいて、「もう少し小さいシートなら良かったのに」と思うことがあります。
お弁当の中身を見せよう
遠足の日の朝の合同保育は、遠足の話題で持ち切り。
「お弁当は唐揚げとおかかおにぎりだよ」とか「デザートが入っているよ」とか、皆嬉しそう。
お弁当を袋にしまい込む前に是非、お子さんに見せてあげるのをおすすめしますよ。
保育園についてから、「僕は、サンドイッチだよ」とドヤ顔でお友達にお話ししてくれるはず!
忘れ物はなし
遠足の日のお弁当忘れ、まさかと思うかもしれませんが3年に1人くらいの割合でいます。
お弁当を作り忘れたのではなく、遠足の日を間違えてしまったのですね。
衛生管理の都合から、保育園では忘れてしまった子のお弁当を手配することが難しいため、気を付けましょう。
余計な物は持って行かない
良かれとおもって持ち物に書いていない物を持ってくる子もいますが、集団での遠足では結局、自分の荷物は自分で持つことになります。
大量過ぎるお茶や多すぎる着替えなどを持っていると、たっぷり遊んだあとの帰り道がつらそうです。
普段の保育園生活でも同様ですが、保育園児家庭は朝が早いので、早朝の気温・体感で服を準備しがちです。遠足に出かける9時頃には太陽が降り注ぎ、ジャケット持ってきたけど一度も使わないというのはあるあるです。
車酔いしそうな場合は事前に連絡
車酔いする可能性が少しでもあれば、事前に先生に連絡をしておくことをおすすめします。
バスでは一番前に席を確保したり、嘔吐用のバケツを傍に準備したりしてくれます。
なお、投薬は法律で定められている医療行為にあたるため、原則として保育士は酔い止めを投薬することができません。
このため、酔い止めが必要な場合は、朝、登園前に家で飲んできてもらうという対応になるでしょう。
体力に不安がある子は下見が吉
山登りなどの遠足の場合で体力に不安がある子の場合は、遠足と同じコースを事前に登ってみることをおすすめします。
一度登ったことがあるのとないのとでは余裕が違いますね。
また、先生の方でも体力に不安がある子は前の方で先生と一緒に登るなど、並び方を調整しながら登山しますよ。
まとめ
子どもが遠足をより楽しめるように親ができるちょっとしたことを紹介してきました。
心に残る楽しい遠足になりますように。