【いわき市】真夏に染みわたる涼しげな音色。そして、暑さを忘れさせる優雅なひと時を体験してみませんか?
どうも、いわきのグルメを追い求める保険屋 SMILE AGAIN です。
ここ東北南部にあたるいわき市にも梅雨明け宣言が発表され、いよいよ本格的な夏の幕開けとなりました。
しばらくの間、キビシイ夏の暑さといっしょに過ごす時間となりそうです。
私もそうですが暑さが苦手な方にとってはちょっと辛い時期が続きますが、それでも季節の移り変わりを避けて通ることはできません。
ここはひとつ、夏の暑さも季節の一部として優雅に捉えてみるのはどうでしょうか。
そして暑い夏ならではの光景を探してみるのもまた一興。
私が知っている夏の名所といえば、
”真夏なのにこの場所だけはやけに涼しく感じる”
そんな特別な空間を今回は一つご紹介します。
数多の風鈴が涼しげな音色を奏でるここは、いわき市勿来町にある「国魂神社(くにたまじんじゃ)」。
この巨大な鳥居のその先には、夏ならではの特別な光景が待っています。
それは「国魂神社」恒例の夏の風物詩「風鈴参道」。
「国魂神社」では夏が近づく6月の終わりより、社殿に続く参道に色鮮やかな無数の風鈴やこけ玉で飾られた見事な「風鈴参道」がお目見えします。
新年に無病息災を祈願する「初詣」。
その初詣から半年後に何事もなく無事で過ごせたことに感謝し、残りの半年も同じように過ごせることを祈願する「夏詣(なつもうで)」。
その「夏詣」にちなんで考案されたのがこの「風鈴参道」です。
その光景はかなり壮観。
そして霊験あらたかな神社の佇まいに色とりどりの風鈴が華やかに顔を出し、荘厳な神社の風景に穏やかな表情を付け加えてくれます。
やわらかな風が吹くたびに一斉に鳴り響く風鈴の澄んだハイトーンは、その場にいる人たちを格別の涼しげな空間へと誘ってくれるでしょう。
太古の時間を感じさせるような巨大な樹木に囲まれながら、数多の風鈴が奏でる心地よい音色に包まれたこの場所だけは、なぜか真夏でも涼しく感じてしまう。
そんな特別とも思える空間がここにはあります。
まずは「国魂神社」でこの光景だけでも目にしてください。
真夏の日差しさえも遮るように佇む「国魂神社」では、無数の風鈴を眺めているだけでも暑さを忘れ、ただただ心安らぐような癒されるひと時だけが過ぎていきますから。