多肉植物が急に枯れる原因『ジュレ』は誰のせいでもない!見分け方や処置の方法
こんにちわ♪tanikudayのちかです。
5月GW明けから気温の変化が激しく、ここ数日は真夏日の地域も多くなりましたね。この時期急に多肉植物が枯れる現象が起き始めます。
- 葉がポロポロ落ちる
- 茎が黒い
- 成長点が変色してる
- 急に紅葉が進んだ
- 葉が半透明
こんな現象があったら要注意です!多肉植物好きの間で「ジュレる」と言われている現象です。昨日まで元気だった多肉植物にこのような現象が短時間で起きたら、ジュレてる可能性大です!
今日は、多肉植物のジュレの見極め方やもしもジュレたらどうするべきか?初心者さんにもわかりやすくご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
多肉植物の「ジュレる」とはどんな現象か?
葉が半透明に変色しポロポロ落ちて枯れてしまう現象の事を、多肉好きの間では「ジュレる」と言っています。
特に5月~10月の温かい時期に多いのが特徴です。
多肉植物の種類に関わらず起こりますが、エケベリアやグラプトべリア系に多く見られます。
紅葉が覚める時期なのに、明らかに他の多肉植物と違う色合いに変化したり、下葉の先端が白く変色したら要注意です!茎に菌が侵入している可能性があります。
なぜ「ジュレる」のか?
多肉植物の「ジュレ」の原因は、蒸れによるものが多いです。
多肉植物は高温多湿な環境が苦手なのにで、当然蒸れも苦手で体力を消耗しています。さらに、この時期はカビや菌が繁殖しやすい環境になり、葉内部の組織を壊しジュレる原因になると言われています。
全ての苗がジュレるとは限らず、
- 風通しが悪い
- 雨にあたっている
- 植え替えたばかり
- 成長が悪かった
こんな条件が揃っていると、体調を崩しやすくカビや菌の影響を受けてしまようです。
風通しが悪いとカビや菌が発生しやすいですし、雨に含まれる菌が土を経由し苗に侵入する恐れがあります。また、植え替えたばかりや成長が悪い、体調が万全でない苗も注意が必要です。
多肉植物の「ジュレ」見分け方や処置
いち早くジュレを見つけるには、日頃の観察が大切です。出勤前や帰宅後に一回り多肉達をみて昨日と変化してる苗はいないかな~って見てみましょう!
- 葉がポロポロ落ちる
- 茎が黒い
- 成長点が変色してる
- 急に紅葉が進んだ
- 葉が半透明
こんな変化をみつけたら、すぐに処置が必要です!
- 変色した葉を、ポロポロ剥がれるまでとります
- 成長点までとれたら苗自体もう残念なことになっています
- 元気な葉が残っていたら、その付近の茎が黒く変色していないかチェックします
- 変色していない箇所でカットし茎の断面を確認します
- 黒く変色していたらさらにカットし、キレイな断面が残っていれば、まだ成長点は元気かもしれません
- 清潔な鉢に移動し様子をみましょう
土はカビや菌が繁殖している可能性があるので処分し、鉢は洗浄し天日干ししましょう
まとめ
今日はジュレについてお話ししました。ジュレてしまうと初心者さんは向いていないって感じてしまうかもしれませんが、そんなことはありません!
7年間育てている私でもジュレます。保険株や葉挿しを作って誰でも起こりうるジュレの対策をとっておきましょうね!