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【準プレーオフ】エップラー(元オリックス)5回1失点でキウムがプレーオフへ王手<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
勝利投手のエップラー(写真:キウムヒーローズ)

キウムヒーローズとKTウィズが1勝1敗で迎えた準プレーオフ第3戦は、キウムが9-2で大勝。プレーオフ進出に王手をかけた。

キウムは1回表に5番ヤシエル・プイグの3ランで先制。その後もキウムはKTの先発コ・ヨンピョ、2番手としてマウンドに上がったオドリサメル・デスパイネから計8点を挙げるなど、5回を終わって9-1と大きくリードを奪った。

キウムの先発タイラー・エップラー(元オリックス)は、3回までにショートが3失策するなど危機を迎えるも淡々と投球。ランナーを置いても2度の併殺で切り抜け、5回99球を投げて被安打6、失点1(自責0)でリリーフ陣につないだ。

先制決勝打のプイグは3打数2安打4打点。また3番のイ・ジョンフは4打数2安打。自身が持つポストシーズン連続試合安打記録を16に伸ばしている。

準プレーオフは5戦3先勝制。あす20日の第4戦でキウムが勝利すると3勝となって、LGツインズ(公式戦2位)が待つプレーオフに駒を進める。KTが勝つと2勝2敗となり、決着は移動日を挟んで22日の第5戦まで持ち込まれる。

◇10月19日(水)の結果

・準プレーオフ第3戦

 KT 2 - 9 キウム(スウォン)

 勝:エップラー

 敗:コ ヨンピョ

⇒ 2022年 KBOリーグポストシーズン日程表(ストライク・ゾーン)

映像:10月19日の試合結果紹介(「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ))

◆「サムスンの新監督にパク・チンマン代行が就任」

サムスンライオンズはパク・チンマン新監督(46)の就任を発表した。サムスンは今年8月にホ・サムヨン監督が成績不振を理由に辞任。以後、代行監督としてパク・チンマン前2軍監督がチームを率い、来季も引き続き指揮を執ることになった。同監督は現役時代、リーグを代表する遊撃手として代表チームでも活躍を見せた。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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