真冬の県営林道は冬季閉鎖でどこも通行できません。しかし、林道大好き中年の筆者は、少しでも山の中をドライブしたいと思い、冬期でも基本的に閉鎖されない市町村林道へ出かけます。

国道52号を南下して、十谷入口交差点から富士川町十谷地区に向かいます。夏場でも、少し長めの林道を走りたい時に向かう筆者馴染みのコースです（過去記事はコチラ）

十谷地区に入って直ぐに写真の交差点を右折。

清水集落に向かいます。

冬の十谷地区。

富士山も綺麗に見えていました。

ただ、冬場の林道は落石が沢山。夏場よりも多くて走りにくい状況ですので要注意です。ドライブの際には、万が一に備えての準備（モバイルバッテリー、食糧、飲料、毛布等々）をして行かれたほうが安心です。道を下ればいつか人家に辿り着きますが、備えあれば憂いなしです。

清水集落。相変わらず手入れはされているようですが、人の気配が無い集落です。この辺に町営林道立石清水線の終点杭があるはずなのですが見たことありません。市町村林道では起点・終点の判別が困難な道もあります。

しばらく進むとT字路に当たります。左に進むと町営林道箱平線で八雲池方面へ抜けます。右に進むと立石清水線の続きで、ダイヤモンド富士の高下地区へ抜けます。

沢の水が凍結していました。路面もごく一部でしたが沢水が流れて凍結していました。雨雪が少なくても冬の林道には冬タイヤは必須です。

高下地区近くなると斜面にゆず畑があって、路面に落石ならぬ落ゆずが沢山あります。

立石清水線の起点杭ですが傾いていました。

ダイヤモンド富士で有名な高下地区の駐車場から景色。流石に平日の日中では誰もいませんが、冬は休日も似たようなものです。ただ、せっかく眺めも良くて広い駐車スペースがあるのに勿体ない。小室地区方面からなら、冬場でも比較的安全に標高が稼げるので、年末のダイヤモンド富士の見られる期間だけでなく、ちょいとドライブで立ち寄られてはいかがでしょうか？十谷地区からの林道ドライブは、多少注意が必要になりますが、久々に眺めの良いドライブができて筆者的には大変満足できました。