パには最多勝が7人も! ソフトバンク五十嵐が救援のみで5勝目ゲット
無失点に抑えて、直後に味方が勝ち越し
また白星が転がり込んできた。
ソフトバンクの五十嵐亮太が24日のロッテ戦(ヤフオクドーム)で今季5勝目をマーク。勝ち数ではパ・リーグ最多勝レースのトップタイになった。
すべて救援での白星だ。
この日も同点の7回表から登板。この回は走者を得点圏に背負いながらも無失点で切り抜けると、その裏に味方が猛攻。今宮健太のヒットと2つの四球で満塁のチャンスを作ると、4番・内川聖一の会心の一振りが今季10号のグランドスラム。一気に4点を勝ち越し、ソフトバンクがそのまま逃げ切った。
工藤監督も認める「勝ち運」
ところで、まだ5月だが、パ・リーグの最多勝レースは混とんとしている。
今季5勝は五十嵐のほかに、同じソフトバンクの千賀滉大と東浜巨、楽天の則本昴大と辛島航、オリックスの金子千尋、西武のウルフ。計7人の投手がハーラートップでひしめき合っているのだ。
工藤公康監督は「いいタイミングだったということ。だけど、そこのゲンは担いでいます」と笑顔。
「その部分は信じてというか、だからいつも五十嵐というわけではないけれど、勝ち運は大事にしたいと考えています」
これは今後ますます白星チャンスが増えそうな予感。
今シーズンはまさかリリーフ投手が最多勝タイトルという珍事が…?