４月１日から始まった2023年の日光桜回遊。今年の桜の開花は記録的に早く、日光の街の中の桜も葉桜になっていることが多いですが、まだまだ、きれいに咲いている桜も！
今回は、4月1日から桜と共に日光桜回遊参加店で楽しんだ、おいしくて美しい春の味をご紹介します。桜回遊の最終日23日を過ぎても、4月いっぱい楽しめるメニューやお菓子もあるので、ぜひ日光で、春の味を楽しんでくださいね。　

日光桜回遊で春グルメを楽しもう！

桜スイーツといえば、桜餅！　あの桜餅を包んでいる葉は、オオシマザクラのやわらかい新葉しか使わないそうです。・・・というのも、桜の中で香りを持つのは、オオシマサクラだけ。そして桜花の塩漬けは、色の濃い八重桜が使われているそうですよ。

それでは日光桜回遊参加店のから、筆者がこれまでに楽しんだ桜回遊グルメを、ご紹介します。

ステーキハウスみはし：４種のチーズハンバーグ桜風味（2530円）

今シーズンの桜回遊、まず初めに訪れたのは「ステーキハウスみはし」。
実は私、ステーキハウスみはしは初訪問。おいしいと噂には聞いていたので、ワクワク！

「ステーキハウスみはし」の桜回遊限定メニューは「４種のチーズハンバーグ桜風味（￥2,530・税込）」。とろっとろのチーズが、上質な牛肉を100％使用したハンバーグの上にたっぷりとかけられています。さらにバターの上に、可愛らしい櫻花の塩漬け。アスパラが長いまま、ど～んと乗っています。ポテトもカリッと焼かれていて美味しかったです。

ナイフを入れた途端に、肉汁がジュワジュワ～と溢れて、めっちゃジューシー！
春色の美しくて豪華なランチでした！

江戸っ子：さくらそばセット（1200円）

2回目の桜回遊も、今まで行ったことのないお店をチョイス。
日光で「江戸っ子」かあ、といつも素通りしてしまっていたお店です。

チラシを見ていて、え？ちょっと安くない？と、驚いた値段設定。メニューのボードを見てさらにびっくり！　こんなにたくさんの種類、入っているの～？

はい！こんなにたくさんの種類、入っていました。そして、すっごい美味しかった！
なぜ、今まで素通りしていたのか、激しく後悔しました。
桜の香りが雅やかな蕎麦、甘すぎず辛すぎず絶妙な味わいのそばつゆ。てんぷらもサクサクで舞茸やレンコンも入っています。そして花の形のちらしずしの可愛らしいこと！

さつまいもとお豆サラダは、サラダというよりも、きんとんのような甘いお味。これがまた、癖になる美味しさでした。そして最後に小さな桜の和菓子。ほんのりピンクの桜餡と、桜の花の塩味のハーモニーに、ニマニマが止まりませんでした。ちなみに、私が素通りしてしまった原因の「江戸っ子」という店名は、このお店は当初、お寿司屋さんとしてスタートしたからだそうです。

Girouette（ジルエット）：◆桜のクリームソーダ（800円）

無添加の手作りハム・ソーセージが秀逸な、日光の老舗精肉店「グルメやまなか」。その二代目がオーナーシェフの「Girouette（ジルエット）」は、2021年にオープンして以来大人気のお店です。女子をキュンっとさせてくれるハイセンスな店内、ゲストに対する温かな心遣い、食器や小物一つ一つに至るまで、オーナーのこだわりと、優しさがあふれています。

ジルエットには3種のランチがありますが、こちらの写真は数量限定の「大人様ランチ」。前菜盛り合わせ、サラダ、エビフライ、オムライス、ハンバーグ、ナポリタン、ポテトが乗った、ボリュームたっぷりの欲張りランチです。

このジルエットで、ランチ、ディナー、テイクアウトのいずれでも楽しめる桜回遊限定メニューが、桜のクリームソーダ（800円・税込み）。

桜回遊のパンフレットではよく見えなかったのですが、桜ソーダの中に、カットされたいちごが散りばめられてるんです。そしてアイスクリームの上には桜の花の塩漬けが2つ！
桜花の塩漬け、食べちゃうと、ああ・・・桜の花なくなっちゃった、と悲しくなるのですが、2個ある！！・・・まるで、私の心を読まれたかのようです

桜の香りがほんのり感じられるピンク色のソーダ、桜花＆いちご＆アイスクリームのコラボが最高過ぎました。ビジュアルも可愛い～♪　春の喜びが体いっぱいに、心いっぱいに広がりました。

柏崎商店： さくらさんしょのお結び

寒冷な気候の日光は、香り高くやわらかい上質な山椒の葉が取れる地域。その日光の香り高き山椒の葉と実を使って佃煮をはじめ、さまざまな商品を作り販売している老舗が「柏崎商店」。

その柏崎商店自慢の山椒の葉の佃煮「木の芽さんしょ」を手軽に楽しめるのが「さんしょのおにぎり」。アツアツ白米に、木の芽さんしょがたっぷり乗っています。

この木の芽さんしょのおにぎりに、桜塩をふりかけた「さくらさんしょのお結び」が、柏崎商店の「桜回廊」限定メニュー。さんしょの香りと桜の香りが、春の幸せを運んできてくれます。お持ち帰りも食べ歩きもできますが、ぜひ、アツアツを食べてください！

山椒のおにぎりと一緒に合わせたいのが、山椒のスープ。
ピリピリ、と舌がしびれますが、そのピリピリがまた、美味しいのです。

「さくらさんしょのおにぎり」は桜回遊の限定メニューですが、「さんしょのおにぎり」と「さんしょのスープ」は通常メニューです。柏崎商店入り口右側のテイクアウトコーナーでお買い求めください。

日光ぷりん亭：桜プリン（420円）

行列が絶えない人気店「日光プリン」。
その日光プリンの「日光桜回遊」参加商品は「桜プリン」。

桜プリンは、眠り猫の可愛い瓶の蓋カバーにも、桜の花があしらわれています。

桜ぷりんは、桜の香りかおる、春をイメージしています。ぷりんの上には、レモンジュレと桜の花が乗っていて、桜花の塩漬けから広がる桜の香りと塩味が、濃厚でクリーミーな日光ぶりんを引き立てます。

売り切れだった商品・・・リベンジを目指します！

菓匠おしやま：桜餅、生菓子

創業百十余年の和菓子店「菓匠　おしやま」の日光桜回遊参加商品は、桜の生菓子。
色合いの美しい、優しい甘さの生菓子が、春の物語を紡いでくれるようです。
大好きな桜餅は、残念ながら売り切れ（涙）。リベンジを果たします！

写真右上は、桜ではありませんが、私の大好物、春限定の「日光苺生大福」。

日光生大福は凍った状態で売られていますが、常温で戻してから食べると最高！
特に春限定の「日光苺生大福」は、なめらかなこし餡と生クリームの優しい甘さに、カットされた「とちおとめ」の爽やかな酸味と香りが加わって、無限ループしたくなる美味しさです。

吉田屋羊羹本舗：よもぎ羊羹

日光山二社一寺御用達の和菓子店「吉田屋羊羹本舗」は、明治創業の老舗店。
全国菓子大博覧会外務大臣賞受賞「日光煉羊羹」、瑞々しい「日光水ようかん」、お土産に人気の「日光一口羊羹」など、日光土産の人気商品が並びます。

吉田屋の「日光桜回遊」参加商品は「よもぎ羊羹（850円）」。
よもぎのグリーンに、桜餡で作った桜色の花が美しく映える羊羹です。

・・・が、私が行った日は、もう、売り切れ！
こちらもリベンジを果たしたら、この下に追記しますね。

美味しいものは、まだまだたくさん！

今回ご紹介したメニューや商品は、「日光桜回遊」参加商品のほんの一部。
まだまだ、たくさんの美味しい、魅力的な商品がありますので、ぜひ、日光桜回遊の期間中に、春の味を楽しんでくださいね。