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「ピッチで待ってるから」 日本代表DF橋岡大樹 郷里浦和に恩返しのイベント開催

「浦和は僕を育ててくれた場所。恩返ししたいなって思ってこういうイベントをやりました」

橋岡本人がこう思いを語った。

浦和レッズのアカデミー組織からトップチームに昇格、2021年からは活躍の舞台を欧州に移す日本代表DF橋岡大樹(ルートン・タウン=イングランド)が子どもたちと触れ合うイベント「THE FUTURE OF URAWA」を開催した。

6月23日日曜日に午前開始、午後開始の2部構成で進行。子どもたちとボールを使っての遊び要素満載のウォーミングアップ、お父さんお母さんも一緒になってのゲーム、そしてミニゲーム形式での試合をともに楽しんだ。

筆者撮影
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「子どもたちにむしろ力をもらった」という橋岡。それぞれの部の質問タイムでは、ふだんの取材のやりとりではなかなか聞けない(?)やりとりも。

―番号は何番ですか?

「え? 背番号? 27です」

―なんでルートン・タウンに移籍したんですか?

「みんなプレミアリーグって知ってる? はい。うん、そこでやりたかったから。

その中でオファー来たのはルートタウンだったので、ルートタウンを選びました。以上です」

筆者撮影
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―なんで髪をそめたんですか?

「イケメンになるために… 試合中にプレーで目立つのも大事だけど、髪の色でも目立とうかなと思って」

―ヘディングのコツをおしえてください。

「コツね…それ難しいんだよね。よく聞かれるけど、タイミングだと思います。ジャンプするタイミングといっしょに練習を重ねるしかないです。ヘディングのタイミングなんだよ。 頑張って何回もボール投げてもらって、ジャンプして、1番高いところでヘディングできるように頑張って練習してください。練習だよ。練習」

その後、イベントが終わり「大人の取材陣」の質問に答えた橋岡。世界最高峰のプレミアリーグで戦った昨季後半をこう振り返った。

「非常に難しいタフなリーグであることは分かっていました。そこでできること、できなかったことがありましたが、自分自身もっともっと頑張って成長していきたいと思います。そして来季はチャンピオンシップ(イングランド2部)で戦うことになってしまいましたが、プレミアリーグに戻ってこられるように、そして代表でも活躍できるように頑張ります」

写真:REX/アフロ

ヨーロッパの子供と日本の子供の違いについてはこうも。

「いいか悪いかは分からないですけど、ヨーロッパの子供は結構もう自分が自分がっていう、もう結構積極的な子が多いなって思いました。で、日本の子供たちはそういう子達もいますけど、ちょっとシャイな子も多いなっていう。かわいいなって思いますけど、そこでもっともっと積極的になる部分も必要なところも出てくるんじゃないかなと思うんで。僕自身も結構積極的な方だったので、こういうイベントでどんどん積極的に来てくれると嬉しいです」

橋岡自身、浦和で育った子供の頃にレッズのトップチームのイベントに参加したことがあるのだという。その時「あ、テレビで見たことある人たち」と感じ、大いに刺激を受けた。

今回のイベントでは、子どもたちに何度もこう声をかけていた姿も印象的だった。

「ピッチで待ってます。一緒にプロサッカー選手として戦いましょう」

(了)

筆者撮影
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吉崎エイジーニョ ニュースコラム&ノンフィクション。専門は「朝鮮半島地域研究」。よって時事問題からK-POP、スポーツまで幅広く書きます。大阪外大(現阪大外国語学部)地域文化学科朝鮮語専攻卒。20代より日韓両国の媒体で「日韓サッカーニュースコラム」を執筆。「どのジャンルよりも正面衝突する日韓関係」を見てきました。サッカー専門のつもりが人生ままならず。ペンネームはそのままでやっています。本名英治。「Yahoo! 個人」月間MVAを2度受賞。北九州市小倉北区出身。仕事ご依頼はXのDMまでお願いいたします。

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