【甲府市】武田勝頼公の菩提寺が甲府にあった!歴史ある法泉寺をお散歩♪
こんにちは!
今回は、緑が丘スポーツ公園のさらに北側方面をお散歩してみました。
緑が丘スポーツ公園から歩いて5分ほど北上したところに、法泉寺があります。
法泉寺は、甲府五山の一つであり、武田勝頼公の菩提寺となっています。
法泉寺について簡単に紹介すると、南北朝時代、武田信武が開基となり夢窓国師の高弟であった月舟禅師を迎えて建てられたお寺とのことです。
境内には、信武・勝頼のお墓があるとのことで、見に行ってきましたよ!
まずは、法泉寺山門。江戸時代初期の1636年に建てられ、甲府市文化財に指定されています。
山門をくぐると本堂まで、石の灯篭が並んでいました。
こちらは本堂。
武田信武、武田勝頼のお墓へは、本堂の脇道を登っていきます。
少し歩くと、武田勝頼のお墓がありました。こちらです。
武田勝頼は、天正10年天目山の戦いで敗北後自刃し、その首級は京都の四条河原でさらし首となりました。当時法泉寺の住職だった快岳和尚は苦労して、法泉寺に持ち帰り手厚く弔い埋葬したとのことです。
武田勝頼の墓にある桜は、埋葬当時、墓地として奉れなかったためしるしとして植えられたとのこと。奈良の吉野山と同種の桜とのことです。今もまだ咲いているのかな?春にまた見に行きたいと思いました。
勝頼のお墓の左側には、木枠に囲まれた武田信武のお墓がありました。
武田信武は、甲斐源氏10代目(武田信玄の9代前)の当主だった人物。甲斐とともに安芸(広島県)の守護職を兼ね、鎌倉時代から南北朝時代にかけて活躍したと言われています。
甲府市には武田家ゆかりの場所がたくさんありますね。
お散歩しながら歴史に触れてみるのはいかがでしょうか。
それではまた、私も歩いて散策してみますね!
法泉寺
所在地:〒400-0001 山梨県甲府市和田町2595
電話:055-252-6128
公式サイト