【甲府市】市街地から30分!迫力ある湯村山の「のろし台」を見に行ったよ!
去年10月に再建された、湯村山の「のろし台」。
戦国時代、武田信虎公が甲斐国府中の統治を強固なものにするため、湯村山に山城を築いたと言われています。甲府盆地を一望できる湯村山で、情報伝達手段としてのろしを上げていたそうですよ。
湯村山ののろし台は、武田信玄公生誕500年の記念としてクラウドファンディングによって作られたとのことです。
標高446mの湯村山は、住宅地から約30分ほどで山頂まで登れるとあって、一年を通して登山を楽しむ方も多い山です。山頂の少し手前に、のろし台は作られているので、わずか30分足らずで見に行くことができるんですよ♪ 冬山登山も兼ねて様子を見てきたのでレポートしていきますね!
緑が丘スポーツ公園北西の登山口から登りました。
広葉樹は落葉していてすっかり冬山でした。眺めがよく、野鳥観察にもよい季節ですね。落ち葉を踏みながら歩いて行きます。
湯村山はアスファルトの道が整備されているため、とても歩きやすいです。この日もたくさんの登山者とすれ違いました。
少し歩くと、湯村山の石積み古墳がありました。
古墳を見てすぐ、のろし台の案内がありました。このまま進みましょう。
さらに15~20分ほど歩くとのろし台が見えてきました!
高さ6mあるそうですが、実際に見ると結構大きく感じました。
山の中にのろし台、歴史を感じられていいですね!山梨県産のヒノキを使っているそうで、いい香りがしました。
なお、はしごがついていますが、2階へは鍵がかかっているため登れません。
こののろし台、実際に使われたことがあるんですよ!
去年10月に開催された信玄公祭りで、長野県富士見町から武田神社まで結ぶ「のろしリレー」が開催され、その際に使われました。
馬より早く情報伝達できると言われるのろし。
またのろしが上がることがあれば様子を見たいですね!
冬の登山を楽しみながら、湯村山ののろし台を見に行ってみてはいかがでしょうか。
湯村山 のろし台
所在地:〒400-0073 山梨県甲府市湯村