2019年4月から腰越で営業されていた「ANDT KAMAKURA」が、今年の4月に「ANDT KAMAKURA in the garage」として、北鎌倉にリニューアルオープンしました。
選りすぐりの観葉植物を中心とした植物由来の商品と、フードトラックによるドリンクや軽食などのテイクアウト販売を行っています。

紅茶を飲む人が植物を楽しみ、植物を楽しむ人が紅茶を飲む、植物と紅茶が一体となった新感覚なボタニカルライフを提案する「ANDT KAMAKURA」をご紹介します。

ANDT KAMAKURAとは

JR北鎌倉駅より徒歩5分、西口を出て右に進みます。すると見えてくるのは店頭で圧倒的な存在感を放つオリーブの木。推定樹齢おおよそ150年の「オヒブランカ」という品種です。

店内では多種多様な観葉植物が販売されており、大きくスルッと伸びた幹や、柔らかい緑色の葉、樹形のバリエーションも豊富で、見ているだけで楽しくなります。

天井を見上げるとハンギングプランツが空間を彩り、トロピカルな雰囲気を感じる植物も。部屋に飾りたいな、庭に並べたら素敵かも、と思いながら見ていると、

なんと奥にはフードトラックが！オープンエアーな店内だからこそ創り出せるこの空間。

以前、腰越で営業されていた時は茶葉と観葉植物のみの販売でしたが、北鎌倉に移転するにあたってフードトラックを導入し、ドリンクと軽食メニューをプラスされたそうです。緑がいっぱいのおしゃれなガレージです。

南青山にある紅茶専門店「Brew Tea Co.」を鎌倉で初紹介！

Brew Tea Co.のティーバッグは、人気のイングリッシュブレックファースト(¥1,404)をはじめ、専門店ならではの深い味わいや香りが楽しめるフレーバーが揃います。

茶葉自体が大きいため、しっかり味が出るのが特徴。何度も抽出できるので、ひとつのパックで一日中“BREW TIME”を楽しむ方もいらっしゃるのだとか。

でもなぜ紅茶を扱っているの？と思いましたが、紅茶も植物。なるほど、これぞ植物と紅茶の融合！

Brew Tea Co.のティーやコーヒーなど、ドリンクは¥340から楽しめます。さっそく本日のスペシャルティー「ブリューベリーアップル」をいただくことに。

お店でも販売している「アップル＆ブラックベリー」をベースに、アップルジュースを加え、ゴールデンシロップで甘味を付けたドリンクです。
ひとくち飲むと、アップルとベリーの甘酸っぱさが口の中に広がり、飲んだ瞬間から幸せな気分に。
フルーティーな甘みのバランス、ブルーベリーの果実感、爽やかな後味は、これから暑くなる時期にピッタリです。

フードトラックによるテイクアウトの販売も

フードメニューはアメリカの映画から着想を得たという、本場アメリカの屋台飯「キューバサンド」をはじめ、シンガポールのローカルフード”KAYAジャム”を使ったオリジナルメニュー「カヤエッグトースト」の二種類です。

フードはドリンクとセットで¥100引きなので、ドリンクと一緒にオーダーするとお得に楽しめます。

バゲットのカリッと香ばしい食感、しっとり柔らかくて濃厚な味わいの自家製ローストポーク。さらにハム、チーズ、ピクルスの旨みが絡み合い、絶妙なコンビネーションです。一般的なホットサンドよりもずっしりとボリューム感があります。
この美味しさを包み込むバゲットは、腰越の「KOMOPAN」さんがキューバサンド専用に焼いたパンなのだそう。
口の中で消えないでほしい、ずっと噛みしめていたいと思いながらいただきました！

ご主人が駐在中のシンガポールで出会った「カヤジャム」を取り入れ、スクランブルエッグを合わせたお店オリジナルのメニューです。

カヤジャムとは、ココナッツミルクに卵と砂糖を加えたスプレッド。ココナッツ風味のキャラメル餡のような味わいです。
スクランブルエッグはナンプラーの塩味が効いて、ジャムの甘さと好相性。

また、ジャムの美味しさを引き立てるパンが美味しい！こちらも「KOMOPAN」さんの角食パンと聞いて納得です。さっくりもっちり、バターの旨みを感じる耳まで美味しいパンです。

木製食器や雑貨類の販売も

店内の一角に可愛らしい木製食器を見つけました。双子の「三尾あすか・あづち」姉妹(@asuazu.mukunoki)が絵付けされたうつわです。

シンプルな木のうつわに絵付けが施され、温かみを感じる作品ばかりでギフトにも喜ばれそう。食卓が明るく楽しくなりそうですね。

カフェブームの中、昔ながらの紅茶を愛する人も多く、紅茶本来の美味しさに気づいてほしい、紅茶も植物もそれぞれ楽しめるが、一緒に楽しむことでシナジーを感じてもらえたら、というお話を伺い、私自身ボタニカルの新たな魅力を発見することができました。

木漏れ日のようなあたたかな時間を過ごせる「ANDT KAMAKURA」にぜひ訪れてみてください。

＊掲載時の内容です。メニューや価格、営業時間等の変更の可能性がありますので、お出かけの際は最新情報をご確認ください。