【調布市】心を躍らせるバラたちの競演! 神代植物公園でバラフェスタが始まります
バラの花が美しい季節になりました。「神代植物公園」には世界バラ会連合優秀庭園賞を受賞した見事なばら園があり、約400種類・5200株のバラが植えられています。5月9日(火)から5月28日(日)までは「春のバラフェスタ」が開催予定で、今まさに見頃を迎えています。5月4日(祝)のみどりの日は入園料が無料なので、このタイミングでバラフェスタ直前の美しいバラを見に行くのもおすすめです。
先週の日曜日に見に行ってきたので、その時に撮った写真とともにばら園の様子をご紹介したいと思います。
神代植物公園のばら園は、整形式沈床庭園からなる本園と、野生種・オールドローズ園、国際ばらコンクール花壇の3つのゾーンから構成されています。本園は、噴水を中心にした左右対称の美しい庭園です。
自分で回るだけでなく、ボランティアの方による無料案内も受けることができます。少人数の場合は予約は不要で、正面周辺情報棟で申し込むことができます(※ボランティアの方の活動日は神代植物公園のウェブサイトのお知らせからご確認ください)。
バラの種類は野生種やつるバラ、木立ち性のバラ、ミニバラ、香りのあるバラなど、実にさまざま。
噴水の周りには花着きのよい中輪房咲きのフロリバンダ系のバラを配置し、それらを囲むように大輪でやや背丈の高いハイブリッド・ティー系のバラが位置しているそうです。
西側に平面のベッド仕立て、南側にはフェンス仕立てのつるバラがあります。フェンスの前にはベンチもあるので、バラを愛でながら休憩できます。
「クイーン・オブ・神代」という神代植物公園の名前を冠したバラは必見です。国際ばら新品種コンクールの金賞受賞花に選ばれ、作出者の了解を得た上で、公募によって命名されました。香り高く、気品にあふれ、真紅の美しい佇まいが女王様そのもの!
また、バラの香りを楽しむためには、種名板についた「香りバラマーク」をチェックしてみましょう。それぞれのバラの良い香りが感じられると思います。
バラの香りは早朝から午前中にかけて最も強くなるため、神代植物公園ではバラフェスタ開催期間の土日に早朝開園を実施するそうです。
ばら園の人気のフォトスポットは、ガセボ。中に椅子が置かれているため、座って写真を撮ることもできますが、少し暗くなってしまうため、前に立って写真を撮影する人が多かったです。また、左右でバラの種類が異なるため、いろいろな角度から写真を撮ることができます。
私が訪れた時は、向かって右側の‘つる桜霞’ に花が咲き始めていました。まだつぼみがたくさんあったので、これからもっと多くの花がつきそうです(去年の満開時の様子)。
そして、バラフェスタに来たら忘れてはならないのが、バラソフトです。淡いピンク色で、ほんのりバラの香りのする上品なソフトクリームです。ばら園東側に下の画像のような売店が出ていますので、チェックしてみてください(バラソフトについて詳しくはこちら)。
バラの美しさと香りに包まれた神代植物公園のばら園は、心身ともにリラックスできる場所です。ぜひ時間を見つけて訪れてみてはいかがでしょうか。
【「春のバラフェスタ」詳細情報】
開催日:5月9日(火)から28日(日)
※5月15日(月)、22日(月)は休園日
期間中の5月の土曜・日曜は8時から開園
5月13日(土)、14日(日)、20日(土)、21日(日)、27日(土)、28日(日)
【施設情報】
名称:都立神代植物公園
住所:東京都調布市深大寺元町5-31-10
営業時間:午前9:30~午後5:00(本園の最終入園は午後4:00まで)
休園日:毎週月曜日(月曜日が国民の祝日や振替休日、都民の日の場合はその翌日が休園日)、年末年始(12月29~翌年1月1日)
入園料:一般・大人500円、65歳以上250円、中学生200円
※都内在住・在学の中学生は無料、小学生以下無料
※無料公開日 みどりの日(5月4日)、都民の日(10月1日)
※水生植物園(9:30~16:30)、植物多様性センターは無料
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