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14人のエリート美女たちに共通する「強く賢く美しくなれる2つの理由」

大宮冬洋フリーライター

早慶上智もしくは旧帝国大レベル以上の大学を卒業し、有名企業の総合職や国家公務員・弁護士・公認会計士などとして働いている容姿端麗の女性たち。彼女たちはどんな育ち方をして、どのように働き、何を喜びや悩みにしているのか。約半年間にわたって各業界から14人を探し出してインタビューをさせてもらった(東洋経済オンライン「エリート美女のすべて」)。

今朝アップしたキャリア官僚で最終回を迎えたので、この場を借りて優秀で美しい彼女たちが活躍できている理由を書き留めておきたい。

1つは、適切な環境を選ぶことだ。といっても、最重要な環境である「両親」は残念ながら選ぶことができない。14人のほとんどは知的好奇心が旺盛で愛情も豊かな両親に育てられ、小学校までは厳しく温かくしつけられている。

親が厳しいのは「小学校まで」というのがポイントで、中学校に上がって以降は本人の自由意識が尊重されて、親はリードではなくサポートに回ることが多い。難関大学の受験を突破して、社会人として責任ある仕事で成果を上げるには、基礎力の上に「自主性」が必要なのだろう。

親を選ぶことはできないが、親しく付き合う友人や恋人、仕事仲間を選ぶことはできる。エリート美女たちは、自分を人間として成長させてくれる環境を無意識のうちに選んでいると感じた。

ここでの「成長」とは、必ずしも「稼げる人間になる」ことだけではない。心優しくて自由闊達な人、楽しい夢を追求し続けている人、情に厚くて義理深い人、公のために尽くそうとしている人……。自分の深いところにある美的感覚を揺さぶり、自然に真似したくなるようなロールモデルたちが集う場所は必ずある。エリート美女たちは慎重かつ果敢にその場を探して飛び込んでいる。

自分に適した場所にさえたどり着けば、そこで元気に学び働いているだけで能力も人脈も爆発的に開花していく。もちろん、失敗やスランプは避けられない。思い悩んで現実逃避をしたくなることもある。「MBAを取ったら打開できるのではないか」とか「とりあえず結婚して人生を変えよう」などといった方向性だ。

ここで2つ目の理由である「目の前の案件に全力を尽くす」が登場する。エリート美女たちは現実から逃げない。むしろ、せつないほどに悪戦苦闘している。「将来のために」学ぶことは20代までに十二分に済ませており、部下や子どもを持ち始める30代は日々が楽しい戦いである。その日常で発見があり、学びもある。

今を精一杯に生きているからこそ、彼女たちは強くて美しいのだ。

フリーライター

僕は1976年生まれ。40代です。燦然と輝く「中年の星」にはなれなくても、年齢を重ねてずる賢くなっただけの「中年の屑」と化すことは避けたいな。自分も周囲も一緒にキラリと光り、人に喜んでもらえる生き方を模索するべきですよね。世間という広大な夜空を彩る「中年の星屑たち」になるためのニュースコラムを発信します。著書は『人は死ぬまで結婚できる』(講談社+α新書)など。連載「晩婚さんいらっしゃい!」により東洋経済オンラインアワード2019「ロングランヒット賞」を受賞。コラムやイベント情報が読める無料メルマガ配信ご希望の方は僕のホームページをご覧ください。(「ポスト中年の主張」から2017年3月に改題)

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