豆腐の「木綿」と「絹ごし」は、何が違うの?カロリーは同じ?
豆腐は価格もお値打ちで、タンパク質などの栄養価も高いので料理によく使われる方も多いのではないでしょうか?
わが家も麻婆豆腐、鍋、白和えなどに、豆腐を活用しています。
そんな豆腐ですが、「木綿」と「絹ごし」の違いをご存知でしょうか?
木綿豆腐とは?
木綿豆腐は、豆乳とにがりで固めた豆腐を崩します。水が排出できるように穴の空いた容器に布を敷いて、崩した豆腐を入れて、上からおもりで圧力をかけて豆腐を成形します。豆腐に含まれている水分が出ることで固めの豆腐が出来上がります。
食感は、しっとりとして絹ごし豆腐よりも大豆の風味をしっかりと感じられる商品が多いです。
絹ごし豆腐とは?
絹ごし豆腐は、豆乳とにがりを容器に入れてかためて作ります。木綿豆腐に比べて水分を含んでおり、なめらかな舌触りが特徴です。
食感や大豆の風味を楽しみたい方は、木綿豆腐!
なめらかした舌触りを楽しみたい方は、絹ごし豆腐がオススメです。
カロリーは違うの?
木綿豆腐と絹ごし豆腐でカロリーの違いがあるのか?気になりませんか?
同じ豆腐だから同じカロリーではないの?と思いますよね。実は、木綿豆腐は絹ごし豆腐よりカロリーが高いんです。
日本食品標準成分表2020年版(八訂)によると、
・木綿豆腐:73kcal/100g
・絹ごし豆腐:56kcal/100g
カロリーを抑えた食事を実践されている方には、絹ごし豆腐の方がいいかもしれないですね。
ただし、タンパク質が多く、炭水化物が少ないのは木綿豆腐です。
・木綿豆腐:タンパク質7.0g、炭水化物1.5g(100g)
・絹ごし豆腐:タンパク質5.3g、炭水化物2.0g(100g)
どんな料理に合う?
麻婆豆腐、冷奴、味噌汁の具材などで豆腐を使うときは、お好みで選んでくださいね。
やわらかでなめらかな食感が好きな方は絹ごし豆腐、大豆の風味や固めの食感を楽しみたい方は木綿豆腐がオススメです。
ただし、田楽、鍋に使う豆腐などしっかりと豆腐の形を残したい料理には木綿豆腐がオススメですよ!
まとめ
今回は、木綿豆腐、絹ごし豆腐の違いについてご紹介しました。
・木綿豆腐:固めで大豆の風味がしっかりと楽しめる
・絹ごし豆腐:やわらかくて、なめらかな舌触り
食べるときの気分や料理によって、使い分けてくださいね。
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