【プラモデル】最強ビルダーへの道!模型用語を覚えよう!”ランナー/ゲート”とは?
皆さん、こんにちは!ガンプラビルダーYouTuberのよじほびです!
模型製作のHow Toは今やセミナーや書籍のみではなく、ネット記事や動画でも学べる時代になりました。そんな中で出てくる難しい用語の数々に戸惑うことはありませんでしょうか?
ガンプラ改造歴3年目のよじほび自身も、未だに難しいと感じる用語があるぐらいです(;^ω^)・・・。
今回はその模型用語にフォーカスして写真付きで簡単に解説していきます!
本日の用語
”ランナー/ゲート”とは
ランナー
もっと細かく言えば、成形時に金型の中で溶けたプラが分岐して流れていく様が、発芽したところから横に分岐して伸びていく’’匍匐茎(ほふくけい)’’を意味する英語’’Runner’’の様である事から’’ランナー’’と呼ぶようです。
また、ランナーには’’ランナータグ’’と言われ、目印となる記号やキットの名称が印字されていて、これを元に説明書に記載された手順とパーツを照らし合わせながら組み立てていくわけですね♪
これはちょっとした豆知識になりますが、このランナータグに印字されたダイヤル状に並んだ時計のような印にも意味があり、これは製造年月を表しています。
写真左側の’’数字+XYZ’’は1月から12月を意味していて、右のダイヤル印の右下には’’10’’と書かれていますが、これは’’2010年代’’である事を意味します。
なので上記写真のMGトールギスは左の暦を表す印が’’1’’を示していて、右の年を表す印は右下に’’10’’とダイヤル印の矢印は’’2’’を示しているため、こちらのMGトールギスが製造されたのは’’2012年の1月’’ということになります。
この製造年月を眺めながら「この年は〇〇な年だったなー」なんて思いながら組み立てるのもまた楽しめるのではないでしょうか( ´ ▽ ` )
ゲート
パーツをつなぐ細くなった部分をゲートと言います。
ゲートの語源に関しては正確な情報が見つけられなかったのですが、成形をする際に溶けたプラスチックが流れ込む「門」という意味での「Gate」が語源であると見受けられます。
パーツから切り離した際にパーツ側に残ったゲートの出っ張りは「ゲート跡」と呼んだりします。
また、表面にゲート跡が目立たないようパーツ内側などに配置され成形されたゲートを「アンダーゲート」と呼びます。
ガンプラ改造においては、このゲート跡が悪く目立ったりして完成度に大きく影響する為にデザインナイフで削いだり、ヤスリで削ったりすることを’’ゲート処理’’と呼んだりします。
箱を開けてランナーから切り出して組み立てていく段階からこのゲート処理をおこなっていくと後が楽になります♪
ゲート処理の手法はこちらの【ガンプラ改造】最初の組み立てで仕上がりに差がつく!?仮組みの基礎を紹介!という記事でも紹介していますので、ぜひお試しください( ´ ▽ ` )
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回の用語は”ランナー/ゲート”について少し深堀りしてみましたが、自身の動画はもちろん、いろんなメディアでも繰り返し登場するワードでもあり、基本中の基本でもあるので覚えておいて損はない用語の一つになります( ´ ▽ ` )
皆さんもランナータグの製造年月日を眺めて思い出に浸りながらゲート処理してみては!?
それでは次回の更新でお会いしましょう。
SEE YAH !!!!!