中間テストの点数が悪すぎた!終わった後にやるべき3つのことまとめ
GWが終わり、中間テストのシーズンとなりました。新学年になって初めてのテストとなった人も多いのではないでしょうか。
テストの結果が良かった人もいれば、思った以上に悪くて焦っている人も多いはず。そこで今回は、中間テストが悪かった時にやるべきことを元教師の視点からまとめてみました。
中間テストが終わった後にやるべきこと【3STEP】
中間テストが終わったら、以下の3STEPで次のテストに向けて準備が必要です。特にテストの点数が悪かったと感じた人はぜひ実践してみてくださいね。
- 点数が取れなかった原因の究明
- 期末テストの目標を設定
- 教科の優先順位を決める
中間テストが終わった後にやるべきこと①点数が取れなかった原因の究明
中間テストでなぜ点数が悪かったのか。テストの答案用紙を見ればその原因がわかるはずです。テストの点数が振るわなかった場合、主に以下のような理由が考えられます。
テストで点数が取れない理由
- そもそもテスト勉強の仕方がわからない
- 勉強時間が足りなかった
- 授業の段階で内容が理解できなかった
- 体調不良でテストに集中できなかった
「そもそもテスト勉強の仕方がわからない」は意外と多い
中学生くらいで最も多いと感じるのは、実は「そもそもテスト勉強の仕方がわからない」というパターンです。小学校までは授業をしっかり聞いて宿題をこなしていれば点数が取れたものの、中学校に入ってテストでうまく点数が取れなくなったという人はこのパターンかもしれません。
中学校に上がると点数が取れにくくなる理由
小学校では単元ごとに業者のテスト(カラーテスト)を実施することが多く、勉強する範囲が狭い上に割と平均点も高めです。しかし、中学校では平均点自体が下がる(60〜70点くらい)上に範囲が広く、1ヶ月以上前に習ったことも思い出さなければなりません。しかも学校の先生がテストを作るため、予想自体も難しくなります。そういった事情もあり、中学からは授業をちゃんと受けるだけでなく、ある程度『テスト対策』をする必要が出てくるのです。
勉強時間の確保も今一度チェック
テスト勉強の時間が足りなかったと感じる人も多いはず。特に中学校や高校では、毎日の部活動で勉強時間がうまく取れないという人もいることでしょう。活動内容によっては、家に帰った後に勉強をする時間がほとんど作れないという状況の人もいるかもしれません。長時間勉強ができない場合は、
- お風呂タイムや通学の時間でできることをやる
- 寝る前に10分だけ毎日英単語の暗記をする
といったように毎日5分、10分の積み重ねを大切にしていきましょう。
中間テストが終わった後にやるべきこと②期末テストの目標を設定
ほとんどの学校では、中間テストと期末テストの結果は評定を大きく左右する2つの要素です。中間テストが重要であることは明らかですが、裏を返せば中間テストでうまくいかなくても期末テストで挽回すればまだ巻き返しが可能ということです。今落ち込んだところで中間テストの結果は変わりません。そのため、今すべきことは自分が目指す評定を取るために期末テストで何点くらい取れば良いのかを考えることです。
中間テストが終わった後にやるべきこと③教科の優先順位を決める
期末テストの目標が決まったら、勉強する教科の優先順位を決めておきましょう。
最優先すべき教科を考える
例えば絶対にテストで良い点数を取りたい教科があれば、まずはその教科を集中的に勉強すべきです。また、今回点数が低すぎて心配になっている教科があれば、やはりその教科を優先しましょう。最優先すべき教科はどれなのか、中間テストの結果から考える必要があります。
評定を戦略的に取るのはあり?
期末テストの結果次第で評定が1つ挙げられそうな教科があれば、それを優先するのが賢い選択。ちょっとずるい考え方かもしれませんが、限られた時間の中で全部の教科を完璧にこなせる(オール5が取れるタイプ)のはごく一部の人だけです。評定がすべてではありませんが、結局は高校・大学の推薦で最も重要な要素になるもの。将来の決定に大きく関わる数値ですので、戦略的にどう取っていくかを考えるのはアリなのではないでしょうか。
【他の人と差がつく】テストのコツは直接先生に聞いてもOK!
最後に、テストに関しては正直教員が答えられないことも多いですが、聞いてみると意外と教えてくれることもあります。
テストで良い点数を取りたいなら先生に相談
今回のテストで思ったよりも点数が取れなかった教科については、担当の先生に相談してみるのも良いかもしれません。
- 家でどんな勉強をしたら良い点数が取れるか
- 授業で注目すべきポイントはどこか
- テスト対策は学校のワークを解くだけで十分なのか
- (今回のテスト対策を話した上で)自分の勉強方法は間違っていないか
など必要なことを聞いてみると良いでしょう。
学校の中間テストは担当の先生が作成しているため、テストで良い点数を取るためのコツを掴むなら問題作成者に直接聞くのが一番の近道です。
困っていることは遠慮しないで聞こう!
こうしたことを聞かれるのは、実は先生としても嬉しいこと。
「こんなこと聞いても良いのかな?」
と遠慮してしまう生徒もいますが、むしろ勉強熱心だという印象を与えるためプラスです。上記のようなことを聞いておけば必ず次回の期末テストに役立ちます。授業が始まる前や終わった後、休み時間などを使って聞いてみると良いですよ。先生に話しかけるのが恥ずかしい人は友だちと一緒に聞きにいくのも良いでしょう。