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間も無くゴング! WBC暫定スーパーウエルター級タイトルマッチ

林壮一ノンフィクション作家/ジェイ・ビー・シー(株)広報部所属
ルビン(左)を見下ろすフンドラ (C)Esther Lin/SHOWTIME

 今夜、ゴングが鳴るWBC暫定スーパーウエルター級タイトルマッチ。同級1位のエリクソン・ルビンと、2位のセバスチャン・フンドラによる暫定王座決定戦だ。

 1位のルビンは24勝(17KO)1敗。2位フンドラの戦績は、18勝(12KO)1分け。

(C)Esther Lin/SHOWTIME
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 前日計量をルビンは153.2パウンド、フンドラは152.8パウンドでパスした。共にサウスポーの両者だが、身長で20センチ、リーチで14センチの差がある。

(C)Esther Lin/SHOWTIME
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 先日、ルビンの試合前のコメントはお届けしたので、今回はフンドラの言葉をご紹介しよう。

https://news.yahoo.co.jp/byline/soichihayashisr/20220406-00289353

 フンドラは身長197センチ、リーチ203センチの24歳。12月5日にWBCスーパーウエルター級タイトル挑戦者決定戦に勝利しており、今回が2度目の12回戦となる。

(C)Esther Lin / SHOWTIME
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 「12月5日の試合は、非常にコンデションが良く、多くを学んだし色々と試せた。今回のキャンプでは、戦い方も、距離の使い方も、足の運びも、全てにおいて成長を感じている。ベストな状態で試合を迎えられるよ。

 好きな物を好きなだけ食べてはいるが、毎日マクドナルドで食事をする筈もない。プロテインを多く摂取している。それでも太れないけれどね。

 今の自分は強いと思うよ。ここまで来られたことを良しとはする。が、目標の途中でしかない。

(C)Esther Lin / SHOWTIME
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 僕らのチームは、より上を目指していく。今回は、自分の成熟度をお見せするつもりだ。19歳でPBCと契約した頃と比べれば、かなり成長した。その違いを示したいね。

 ルビンはWBC1位のサウスポー。いい選手だね。打ち合いにくるだろうし、足も使うだろう。僕はベストを尽くして彼に向かうさ。ファンは、僕がいかにルビンを攻略するかを予想出来るだろう。まぁ火花を散らす戦いになるよ」

(C)Esther Lin/SHOWTIME
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 ルビンも昨年6月に、挑戦者決定戦で勝利した。WBCタイトルのみならずWBA/IBFのベルトを保持するジャーメル・チャーロが、WBOチャンプ、ブライアン・カスターニョとの4団体統一戦を優先させたため(5月14日開催)、今夜、暫定王者が誕生する運びとなった。

(C)Esther Lin/SHOWTIME
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 間もなくゴングだ。フンドラは肉体的アドバンテージを生かせるか?

ノンフィクション作家/ジェイ・ビー・シー(株)広報部所属

1969年生まれ。ジュニアライト級でボクシングのプロテストに合格するも、左肘のケガで挫折。週刊誌記者を経て、ノンフィクションライターに。1996年に渡米し、アメリカの公立高校で教壇に立つなど教育者としても活動。2014年、東京大学大学院情報学環教育部修了。著書に『マイノリティーの拳』『アメリカ下層教育現場』『アメリカ問題児再生教室』(全て光文社電子書籍)『神様のリング』『世の中への扉 進め! サムライブルー』、『ほめて伸ばすコーチング』(全て講談社)などがある。

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