踠く"KING"レブロン、8連敗からの巻き返し
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今季3試合目にしてロスアンジェルス・レイカーズがようやく白星を挙げた。プレ・シーズンマッチは0勝6敗。開幕後も2連敗と、レイカーズは不振に喘いでいた。
![昨シーズンはPlayoffのファーストラウンドで敗退](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/iwiz-yn/rpr/soichihayashisr/00264970/image-1635217071057.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
昨シーズン前半は地区首位を走っていたものの、3月20日のアトランタ・ホークス戦で、右足首を捻挫したKINGの欠場が響き、レイカーズはプレイオフで早々と姿を消した。
![今シーズンの開幕戦は114 - 121で敗れたレイカーズ](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/iwiz-yn/rpr/soichihayashisr/00264970/image-1635216698433.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
ラッセル・ウェストブルック、カーメロ・アンソニー、レイジョン・ロンド、トレヴァー・アリーザといったベテランたちが"KING"レブロン・ジェームズの下に集結。KING自身も巻き返しに並々ならぬ闘志を見せているが、新たなメンバーとの連係は、まだ上手く機能していない。
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10月19日の開幕戦は、ゴールデンステイト・ウォーリアーズに114 - 121で、3日後のフィニックス・サンズ戦は105 - 115で敗れた。レブロンは34得点、25得点し、コンディション自体はけっして悪くない。ただ、昨シーズンの好調時のようなチームとしての怖さが半減していた。
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現地時間24日に行われた今シーズン3試合目のメンフィス・グリズリーズ戦では、121 - 118で勝利。KINGは40分のプレーで19得点6アシスト6リバウンドをマークした。
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KINGと共に今季初白星、及び連敗を8でストップすべく気を吐いたシックスマン、カーメロ・アンソニーの働きも印象的だった。28分のプレーで6本の3ポイントを含む28得点。15回シュートを放ち、10度成功させた。
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この1勝を起爆剤に、レイカーズは軌道に乗れるか。KINGは自身がKINGであることを示し続けられるか。
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レブロンの魅力はコートでの存在感だけでなく、黒い肌であることの意味を社会に対して発信する行為にもある。その様は、モハメド・アリに通じる。
奮起を大いに期待したい。