日本ワインの現在地〜岡山・九州編〜
岡山県のワイン事情
岡山県の年間葡萄生産量は390klとそれほど多くはないものの、近年では大手ワインメーカーをはじめ、9軒のワイナリーがしのぎを削っている。
- グレープシップ
- 岡山ワインバレー
- コルトラーダ
- 黒髪山葡萄園
- サッポロワイン岡山ワイナリー
- ドメーヌ・テッタ(domaine tetta)
- 是里ワイン醸造場
- ひるぜんワイン
- ふなおワイナリー
日本でも極めて稀な石灰岩土壌を有し、石灰岩が風化した赤土(テラロッサ)が覆っていて、フランスのシャブリに代表される銘醸地と同じ地質を持っている。
ドメーヌテッタ シャルドネバリック
岡山県のイチ推しワインです。
石灰岩土壌が醸し出すミネラルを存分に表現してくれるdomaine tettaの看板商品。
熟成にはオーク樽を使用し樽香由来の甘さとミネラルの調和が抜群の一本です。
ただ人気商品なのでなかなか購入しずらいのが難点。
九州地方のワイン事情
実は日本のワイン造りは福岡の小倉が始まりではないかという説もある九州地方。
1972年に九州初のワイナリーが設立され、現在では19のワイナリーが存在している。
九州ならではの温暖な気候と太陽をさんさんと浴びた濃厚な葡萄を造り、また新たな葡萄品種を育てたり、交配に力を入れるなど、各ワイナリーが切磋琢磨している。
安心院葡萄酒工房(大分県) 安心院スパークリングワイン
九州地方のイチ推しワインです。
1971年からワイン製造を開始した三和酒類(株)が2001年に安心院町に開園したワイナリー。
緑に囲まれた自然豊かな園内には、醸造施設や貯蔵庫がありご自由に見学する事ができます。
安心院町産のブドウにこだわってワイン造りを行っており、スパークリングワインからスティルワイン、ブランデーに至るまで、多種のワイン等を製造しています。
安心院スパークリングワインは、シャンパンと同じ製法の瓶内二次発酵で造るスパークリングワイン。
グレープフルーツのような柑橘系の香りで、口に含むとクリーミーな泡立ち。
豊かな味わいの辛口です。
日本ワインの良い点は、実際ワイン造りをしてる場所に行きやすいところ。
葡萄が栽培されてる土地に足を運んで、見て聞いて。
時期によっては収穫のお手伝いをさせてもらえることも。
その土地に行って地元の食材などと一緒に飲むワインは最高に美味しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。