Restaurant Book:京都・丸福樓「carta(カルタ)」
美味しい料理とお酒と出会うと、幸せな気持ちになりますよね。
「縁いろのワイン」では、運営が訪問した美味しいお店とお酒を紹介します。
京都・丸福樓「carta(カルタ)」
宿泊した丸福樓隣接のレストラン「carta」は、結婚を機に、生まれ育った東京から熊本へと移住し、住まいのある泰勝寺を拠点に料理教室や料理会などを行っている料理家の細川亜衣さんが監修されています。
日本古来の調味料を隠し味にした新しい洋食というコンセプト通り、馴染み深い調味料で素材とまっすぐに向き合ったシンプルで奥深く優しい味わいのメニューでした。
店内
ナチュラルで落ち着いた店内。
4人掛けのテーブルが2つ、カウンター席が15席。
今回は奥のカウンター案内されました。
食事
1.ピリピリ
ピリピリとはポルトガル語で唐辛子のこと。
お豆腐の上にキスを乗せて唐辛子などのスパイスで味付け。
お豆腐とキスの食感の違いが楽しくて、辛いもの好きにはたまらない一品。
2.焼きナス
西村農園さんの賀茂茄子など四種類のナスが楽しめます。
それぞれのナスに特徴があって面白い。
3.ポタージュ
白インゲンのポタージュに鱧とモッツアレラチーズ。
ここでトラブル。
残念なことに鱧の骨抜きを忘れていた模様。
連れのは大丈夫だったので、たまたま私のだけ忘れたみたい。
皿を引き上げる時に除けておいた骨にスタッフが気づいていたので、一言欲しかった。
味自体は素晴らしく美味しかったので、残念でした。
4.セビーチェ
セビーチェとはペルー料理で魚介のマリネのこと。
宮崎マンゴーとすずきの取り合わせが驚くほど良かった。
ポタージュの件を忘れるくらい美味しかったです。
5.とんかつ
小ぶりで食べやすいサイズのとんかつ。
そして生麩のとんかつ?が隠されているというサプライズ。
ジューシーなお肉ともちもちの生麩のとんかつにピーマンのあんかけソースがすごく合う。
6.トマトパスタ
トッピングされたアメーラトマトを崩しながら食べる。
この冷製パスタが絶品!
トマトの優しい酸味と甘味が絶妙なバランス。
7.シャーベット
最後のデザートは、メロンのシャーベット。
生クリームヨーグルトソースがかかっているので、さっぱりしてるけどしっかり美味しい。
ワイン
飲み物はワインのペアリングを注文。
ラインナップすべてが日本ワインのだったのもcartaらしい。
1.丹波ワイン Trraditional 2015
京都丹波産ぶどう100%。
シャンパーニュと同じ瓶内二次発酵で作られた本格的なスパークリングワインです。
瓶内二次発酵特有のイースト香と柑橘系のさわやかな香りがとても良い。
クオリティの高さを感じるスパークリングでした。
2.丹波ワイン Dela Gris 2023
デラウェアで作ったオレンジワイン。
甘い柑橘系の香り、時間が立つとはちみつのニュアンス。
果実味しっかりでとても美味しい。
3.DOMAINE HIROKI ソーヴィニヨン・ブラン エレガント 2022
長野県産ソーヴィニヨン・ブランの白ワイン。
梨、杏子の甘いニュアンス。
果実味がしっかりの豊潤な白。
4.金徳葡萄酒 Niagara 2022
ナイアガラ種の白ワイン。
マスカット系の爽やかで甘い香り。
フレッシュ&フルーティーで飲みやすい。
5.TAKEDA WINEY ROUGE 2023
1920年に武田家が山形県上山市で創業したタケダワイナリー。
約100年の歴史あるワイナリーです。
山形産マスカット・ベーリーA 種100%の赤ワイン。
シャープな酸味に程よいタンニン、料理に合わせやすい軽快なワインです。
6.Coffee
食後はコーヒーをいただきましたが、各種ティーなど選択可能です。
今回は、丸福樓に宿泊したので、翌朝の朝食もcartaでいただきました。
オールインクルーシブのラウンジも素晴らしかったです。
その様子は、また別のレポートで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。