【京都市】南区 『病気治癒』に『東寺』の贔屓さんで「万病ぬぐい」祈願♪
京都駅から歩いてすぐのところにある五重塔で有名な、世界遺産の『東寺』さんは弘法大師空海が、東寺を真言密教の根本道場と位置づけました。
弘法大師空海が今年生誕1250年ということもあり、様々なイベントを行われていました。
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南区 世界遺産『東寺』で「立教開宗一二〇〇年慶讃大法会」と「東寺のすべて」展♪
今年は今までよりも「東寺」に訪問するタイミングが多かったのですが、毎回お参りさせていただく場所があります。
それは、贔屓(ひいき)さんのいはるところ。
毘沙門天さんがいらっしゃる西院の奥にいらっしゃいます。
贔屓(ひいき)とは、一般的な意味では、自分の気に入った者を特別扱いして、力を添えたり優遇したりすること。(扱いに不公平に差をつけて、愛情を注ぐこと)だったりしますね。
ここでいう贔屓さんは、背に甲羅を持っていて亀のような姿のあくまで想像上の生き物で、(中国の伝説上の生物)「龍生九子(りゅうせいきゅうし)」の一つで竜の子である証に一般的には角が生えています。
この贔屓さんには特別な力があると言われています。
病気が治ったり、効き目が薄くなってきたら、贔屓さんの後ろにある布納めの棒に万病ぬぐいの布を結んでお返しするという習わしがあります。
「東寺」にある贔屓さん、高札によると元々北野天満宮にあったらしいですよ。
贔屓さんは重きを負うことを好むといわれ、そのため古来より石柱や石碑の土台の装飾につかわれてきました。
毘沙門堂に万病ぬぐいの布が置かれています。
また、天降石(てんこうせき)という護法石もあります。
この石を撫でた手で体の悪いところを触ると病が治ると信じられてきました。
早速念入りにおさわりさせていただきたく思います。
「万病ぬぐい」したあとは、「高野山奥の院」の別所でお参りさせていただきます。
晴れ晴れとした気分で「東寺」さんをあとにできました。
毎月お参りさせて頂いてますが、執事長さんにも「高津商会です」と挨拶すると「いつもお世話になってます!」と。時代劇や2時間ドラマなどの撮影ロケ地でもあるので、東寺では「高津商会」の小道具たちが大活躍しております♪
幸せになる要素がたくさん揃っている「東寺」さんでぜひ、「万病ぬぐい」を贔屓さんで祈願!
東寺
住所;〒601-8473 京都市南区九条町1