【横浜市都筑区】今年は開花が早め?!横浜のあじさい寺「正覚寺」6月1日のレポ!
あじさいと花菖蒲が競演する横浜市都筑区の「正覚寺(しょうかくじ)」。
センター南駅から遊歩道を歩いて5分のところにあるため、お散歩の延長で参拝する方も多いのではと思います。
2023年6月1日、花を愛でにたくさんの参拝客が訪れていました。
「正覚寺」のあじさいと花菖蒲開花状況
「あじさい寺」とも呼ばれる正覚寺。
例年、見頃を迎えるのは花菖蒲→あじさいの順番でしたが「今年は花菖蒲よりもあじさいが先に咲き始めた」と同寺の僧侶さまがおっしゃっていました。
あじさいの開花は例年より約2週間ほど早く、6月末まで持たないかもしれない…とのこと。
思い起こせば今年は全国的に桜も早かったですものね。
奥の傾斜面に咲いているあじさいはほぼ満開。
花菖蒲の周りのあじさいは、この先いっそう華やぎそうな7分咲きといった印象です。
花菖蒲は引き続き株が少なくなっているそうで「あまり期待せずにお越しください」とおっしゃっていました。
また、社務所では去年同様6月限定であじさい守りを授かることができます。
去年筆者が授かったあじさい守りは、今も娘のランドセルで揺れています。
とっても良いお土産になったので、ぜひ社務所も訪れてみてくださいね。
歴史も感じるスポット
正覚寺は天台宗の寺院で「長窪山総泰院正覺寺」と号し、文禄二年(1593年)僧快栄上人の開基とされています。
文禄二年といえば、豊臣秀吉が天下統一した3年後のこと。400年以上の歴史があるのも感慨深いですね。
第二次世界大戦中は正覚寺で学童疎開が行われていたそうで、当時の児童が使用していた井戸が今も残されています。
古から続く地域とお寺の結びつきが、歴史ある井戸から伝わってくるようです。
まずは本堂のご本尊さまに一礼をしてから、お花を愛でていただければと思います。
天台宗長窪山正覚寺
住所:神奈川県横浜市都筑区茅ケ崎東3-12-1
開門時間:9:00-17:00
アクセス:横浜市営地下鉄センター南駅から徒歩5分