【要注意】子どもの問題ある嘘・問題ない嘘
「あれ?最近嘘つけるようになったな?」と感じるようになるのは大体2歳半すぎてから。
子どもの嘘への対応は、【6歳以下or小学生以上】で変わります。
この2つの場合でどんなことに注意すべきかまとめました!
1. 6歳以下の場合
臨床心理士などの専門家によると、
「6歳以下の幼児の嘘は、そんなに気にしなくて良い」とのこと。
小さい子の嘘は、空想だったり怒られないように嘘つくことがほとんど。
一時的に嘘が多くなることもありますが、正常発達の範囲内なので、それほど気にする必要はないそうです^^
むしろ子どもが成長している証拠とのこと!
ただし、気を付けたいのが「大人が嘘をつくこと」
大人が子供をからかって嘘をつくことありませんか?
…私の夫はよくやってます。
これはあまりよくなくて、「3歳頃から子どもに信用されなくなる」とのこと。
2歳ころくらいまでは「あれ、この人間違ってる?」と思われるだけなんですが、
3歳から「この人の言うことは信じないようにしよう。」と子どもの中で線引きしているんだそう。
実際に本当にその通りで、3歳の娘は夫の言葉を信じていません。毎回私に確認します。笑
2.小学生以上の場合
小学生以上の子の嘘は「SOSサイン」が隠れていることもあるので要注意。
その嘘にはこんなSOSサインが隠れているかもしれません。
・寂しい(下の兄妹に手がかかりっきりで)
・いじめ
・金銭トラブル
・両親の不仲
この場合のポイントは、【無理に言わせるのではなく、子どもが自分で言えるように導くこと】。
心理学者の植木理恵先生によると、
「あなたは素晴らしい子なのに、そんなことをするなんて一体どうしたの!?」
と言った言葉をかけると
「もしかしたら自分のつらい気持ちを分かってくれるかもしれない。」
と心を開いてくれるようになるそうです。
万引きなど悪いことをした時も、まずは子どもの肩を持つことが第一優先で、叱るのはその後、とのこと。
子どもが悪いことをすると、親の頭の方がパニックになってつい感情的に叱ってしまいそうですが、ここは冷静に対応したいところですね^^
【参考資料】
・3000万語の格差(著)ダナ・サスキンド
・賢い子になる子育ての心理学(著)植木理恵