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マルチタスクな子の5つの特徴【現役教師が解説!】

ナナホシ教育/子育て/学校

「先生、宿題やりながらラジオ聞いてたら、面白い話題が出てきたので調べものしてました!」

「えっ、給食当番しながら日直の仕事もしてたの?すごいわね...」

こんな風に、いくつものことを同時にこなしてしまう子どもたち。20年近く教壇に立ってきて、そんな子たちを見るたびに、正直感心すると同時に、ちょっと心配にもなるんです。

みなさんのお子さんや、お近くのお子さんはどうですか?「うちの子は集中力がなくて...」なんて思ってるママもいるかもしれません。でも、大丈夫。実は、「マルチタスクな子」にも、いろんな面があるんです。

今日は、そんな「マルチタスクな子」について、私が長年観察してきた特徴をお話ししたいと思います。これを読んで、「うちの子も、実はこんな能力を持ってるのかも」なんて新しい発見があれば嬉しいです。

マルチタスクな子の5つの特徴

1. 豊かな好奇心を持つ子

いろんなことに興味を持ち、同時に複数のことを追求したがる子もいます。例えば、休み時間に本を読みながら、友達とおしゃべりして、さらに折り紙まで折ってるんです。その好奇心、羨ましいくらいです。

2. 柔軟な思考ができる子

複数の情報を同時に処理して、新しいアイデアを生み出す子もいます。例えば、図工の時間に絵を描きながら、隣の子と相談して、さらに別の友達のアイデアも取り入れて、気がついたら、みんなで一つの大きな作品を作り上げていたんです。その柔軟さ、大人顔負けです。

3. 効率的に時間を使える子

限られた時間の中で、最大限のことをこなそうとする子もいます。例えば、給食の時間に準備を済ませ、給食の配膳をするといった感じです。その効率性、社会人でも見習いたいくらいです。

4. ストレス耐性が高い子

複数のタスクをこなすプレッシャーにも、あまり動じない子もいます。例えば、学級委員の仕事と係の仕事が重なっても、「大丈夫、なんとかなるよ」って笑顔で言うんです。その余裕、私も見習いたいです。

5. 創造性豊かな子

複数の情報や経験を組み合わせて、新しいものを生み出す子もいます。例えば、漢字の練習をしながら、習った漢字を使って文章を作ることができるといった感じです。その発想力、素晴らしいと思います。

まとめ

いかがでしたか? 「マルチタスクな子」の特徴、なんとなくイメージできましたか?実は、こういう子たちの能力は、現代社会で非常に求められているんです。情報があふれる今の時代、複数のことを同時に処理する能力は大切です。

でも、ここで一つ注意してほしいことがあります。マルチタスクが得意だからといって、いつもそうしなければいけないわけじゃないんです。時には一つのことに集中することも大切。そのバランスを取れるようになると、さらに素晴らしい能力になるんですね。

正直、私たち大人だって、マルチタスクに苦戦することがあります。私だって、授業の準備しながら職員会議の資料を読んで、さらに保護者に電話...なんてことをしていると、時々頭がパンクしそうになります。

ちょこっとアドバイス

大切なのは、子どもたちのマルチタスク能力を認めつつ、時には「一つずつやってみよう」や「すごいね、でも今はこれに集中しよう」と声をかけることです。子どもが何かを同時にこなしている時は、「どうやってるの?」って聞いてみてください。きっと、子どもなりの工夫や努力が見えてくるはずです。

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