キャベツの「芯は捨てないで!!」料理人からの警告【そのワケとは?】
こんにちは、板前のぱぷちゃんです!
皆さん「キャベツ」は好きですか?
キャベツの最もポピュラーな食べ方って「サラダ(千切り)」だと思いますがどうでしょうか?(違うかな…)中華なら「回鍋肉」ですよね!!
キャベツを使った料理例をいくつか挙げてみましたが、どうだろうか?どの料理も「ある部位」が余ってしまい、下ごしらえの段階で多くの方が捨ててしまいます。その部位とは…「芯」
多くの方はキャベツの「芯」を捨てているのではないでしょうか?タイトルにも書いてますが…
『芯は捨てないで下さい!!』
ハッキリ言って、芯を捨てるのはもったいないです!今回はキャベツの「芯」について徹底解説したいと思います。もし、あなたが“キャベツ愛好家”なら最後まで読んで下さいね!
今回の目次
- 芯に潜む「栄養」
- 芯の美味しい食べ方
- オススメの調理法と絶品レシピ
- 今回のまと
芯に潜む「栄養」
私が皆さんに芯を捨てて欲しくない、最大の理由は「栄養」にあります。結論から言うと「芯は葉よりも栄養が豊富です」
では、具体的にどう豊富なのか?見てみましょう。
葉と比べて、芯には「カルシウム」が2倍、「カリウム」が3倍含まれています。
さらに「ナトリウム」「亜鉛」「銅」「食物繊維」など…これらも全て葉より芯の方が多く含まれています。
『栄養があるのは分かったけど、芯ってどう食べればいいの?』と疑問を持たれているかと思います。それもそのはず…芯って硬くて食べにくいですよね。キャベツの芯を美味しく食べる秘訣は…
芯の美味しい食べ方
ズバリ、芯を美味しく食べる秘訣は「切り方」にあります。そして、切り方は…「そぎ切り」です!
【なぜ、そぎ切りなのか?】
まず、芯を食べる上で最大の問題は「火の通り」
そぎ切りにすることで表面積が増え、問題である火の通りを解決できます。
包丁で切るのはちょっと難しいと感じる方はぜひ、「スライサー」を使って下さいね!※スライサーは怪我しやすいので、芯にフォークを刺して、やると安全に最後まで無駄なく出来ます。
オススメの調理法と絶品レシピ
先程は芯の「切り方」について語りました。続いて「調理法」について皆さんにアドバイスします。芯を美味しく食べたいなら「煮込まないで下さい!!」
芯は葉の部分と同様甘みを持つため、煮込んでしまうと甘みが消えます。そして、臭み(青臭さ)が出てきます。
オススメの食べ方は…「炒める」。大変お待たせいたしました、今から簡単に作れる「絶品レシピ」を伝授しましょう。
【キャベツの芯できんぴら】
◆材料
・キャベツの芯…1個分
・人参…1/3本
・ごま油…小さじ1
・醤油…大さじ1
・砂糖…小さじ1
・みりん…小さじ1
・白ごま…お好み
・鷹の爪…お好み
◆作り方
①芯と人参は細切り
②フライパンにごま油をひく
③①を入れて炒めます(中火)
④しんなりしたら調味料を入れます
→調味料は合わせておいて一気に入れましょう!
⑤全体に味が絡んだら白ごまや鷹の爪を入れて完成
この味付けはきんぴらのベースとなる基本的なものになります。他の食材で作っても美味しく食べれるので、ぜひ"アレンジ"してみてね!
今回のまとめ
- 芯は葉よりも栄養が豊富
- 芯の切り方は「そぎ切り」がベスト
- 芯は煮込まないで、炒めて食べる
お願い
最後まで、ご愛読ありがとうございます!
画面下に【学びがある】【わかりやすい】【新しい視点】のボタンで本記事の感想をぜひ教えて下さい。今後の励みになります!!
※アプリ版の方はありません
私の【X】も良かったら、チェックしてみて下さい↓