日光でお花見!「日光桜回遊」4月23日まで開催中
日光の春、恒例の人気イベント「日光桜回遊」が、2023年4月1日(土)~4月23日(日)まで開催されます。日光には樹齢200年を超す桜の名木が多数あります。その艶やかな桜を愛でながら、日光の老舗、名店の味や商品を、見て、食べて、買って楽しむのが「日光桜回遊」。日光の桜は、今年、異例の早さで開花し、4月1日現在、場所によってはまもなく見頃を迎えます。桜回遊初日から艶やかな桜を楽しめますよ。
2013から始まった、日光桜遊会(おうゆうかい)主催の「日光桜回遊」は、日光、春の人気イベント。地元の人も、近隣の人も、観光客も、たくさんの方々が「桜回遊」を楽しみに訪れています。
日光桜回遊で紹介されている桜スポットは27カ所。日光山輪王寺の国指定天然記念物の「輪王寺金剛桜」をはじめとし、門前町に、路地裏に、山に、川沿いに・・・様々な場所で、桜の名木を楽しめます。
日本では桜と言えばソメイヨシノが主流で、日本に分布している桜の80%以上がソメイヨシノ、と言われています。このソメイヨシノは江戸時代末期に生まれ、明治時代以降接ぎ木によって全国に植えられた品種。樹齢200年を超す名木が多い日光では、ソメイヨシノのみならず、日本古来からあった様々な桜も楽しめます。
桜回遊で紹介されているスポットの桜は、ヤマザクラ、オオヤマザクラ、カスミザクラ、オオシマザクラ、エドヒガン、イトザクラ、ヤエベニシダレ、オカメ、ソメイヨシノ、コンゴウザクラの10種。
こちらの桜は吉新家の桜「オカメ」、ピンク色の濃い愛らしい桜です。この桜はイギリス人の桜研究家コリングウッド・イングラムが、カンヒザクラとマメザクラを交配させて生まれた品種です。イングラムは、日本の古来からある様々な桜の品種が少なくなったことを憂いて保存に努めたそうです。
こちらは日光市の天然記念物に指定されている、「高田家のしだれ桜」。推定樹齢は370 年~380 年。
こちらは栃木県指定文化財の虚空蔵尊の境内に咲く、推定樹齢350年の「虚空蔵尊のしだれ桜」。「高田家のしだれ桜」と、「虚空藏尊のしだれ桜」は、夜ライトアップされ、幻想的な姿を見せてくれます。
期間限定!桜回遊参加店の美味しいものを狙え!
日光桜回遊開催中には、日光の老舗、名店、レストラン、カフェ、ショップなど69の参加店が、それぞれに桜回遊のために開発した商品、限定商品、限定サービスなどを行っています。
筆者が訪れた3月31日は、まだ日光桜回遊前だったのですが、湯沢屋で一足早く「桜餅」を購入。
桜の葉のほんのり塩味と香りが、ほどよい甘さの桜餅と絶妙に絡みます。湯沢屋自慢のクリームのようになめらかなこし餡のおいしいこと!
ちなみに、桜餅を包んでいる葉は、オオシマザクラのやわらかい新葉しか使わないそうです。オオシマザクラの花と葉は、桜餅のあの香りがするのだそう・・・ということは、オオシマザクラって、おいしそうな香がするのか? 確かめてみたくなります!
気になる方は、日光植物園HP:園内で見られるサクラをチェックしてみてくださいね。
日光桜回遊は明日、4月1日から!
桜回遊は、いよいよ本日4月1日からスタート! 今年は異例の早さで桜が開花したため、3月31日現在で、梅、レンギョウ、モクレン、桜が一挙に楽しめました。日光の美しい春を、ぜひ満喫してください。日光桜回遊 グルメ&スイーツ編は、期間中、楽しみながら取材してまいりますね。
日光桜回遊 2023
開催期間:2023年4月1日(土)~23日(日)
会場:相生町・松原町・石屋町・稲荷町・御幸町・鉢石町・山内エリア(日光駅~日光東照宮近辺)
住所:栃木県日光市
電話:0288-22-1525 (日光市観光協会)
アクセスJ:R日光駅、東武日光駅より徒歩約10分
参照:日光旅ナビ(日光市観光局)日光桜回遊