心が疲れたとき、メンタルに不調を感じたとき、心理臨床家の竹内成彦はどうしているのか?
こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。
今日は、「心が疲れたとき、私(竹内成彦)はどうしているのか?」というテーマでお話したいと思います。
では、早速。
心が疲れたとき、真っ先に考えなければならないことは、「自分は今、ストレスを引き起こす刺激、ストレッサーにまみれてないか?」ということです。ストレッサーにまみれて心が疲れているのであれば、直ぐにストレッサーを取り除かなければなりません。
ストレッサーを取り除く、それが、心が疲れたときに、真っ先に考え、そしてやることです。
次に、
心が疲れたとき、私はいつも考えることがあります。それは、次の5つです。
1.睡眠不足ではないだろうか? ということ。
2.運動不足ではないだろうか? ということ。
3.野菜不足ではないだろうか? ということ。
4.自然不足ではないだろうか? ということ。
5.人間関係不足ではないだろうか? ということ。
以上です。
以上の5つが、私が心が疲れたときに考えることです。
心が疲れたときに、心の疲れを回復させるのは意外に難しいものです。ひとりでボッとしていても、心の疲れが取れるとは限りません。人間は、ひとりでいても、つい何かを考えがち、妄想と雑念に囚われるばかりの、残念な生き物だからです。
では、今言った5つを、少し詳しく解説していきたいと思います。
1.心が疲れたときは、温かいお風呂に入って、お気に入りの音楽を聴いて、早めに寝るに限ります。充分に睡眠を取れば、心の疲れは取れます。
続いて2.
充分に睡眠を取っても心の疲れが取れない時は、運動不足を疑いましょう。運動不足を疑って、努めて運動するようにしましょう。そうすれば、不思議と心の疲れが取れます。気持が前向きになります。そう運動には、私たちの心の疲れを取り除いてくれる効果があるのです。
続いて3.
寝ても運動しても心の疲れが取れないとき私は、食べ物がいけないんじゃないかと疑います。特に野菜不足がいけないのではないかと考えます。それで、野菜をいっぱい食べるようにします。すると便通も良くなります。体調を整えることができれば、心の疲れも取れるというわけです。
続いて4.
寝ても運動しても食べ物に気を配っても心の疲れが取れない時は、自然不足ではないかと疑います。それで海へ行って、砂浜を裸足で歩いたり、または、山登りに行ったりします。すると心の疲れが取れます。海や山という大自然から元気をもらえます。つくづく人間は、自然の一部なんだなと思います。
続いて5.
今言った4つを試しても、心の疲れが取れない時は、人間関係不足ではないだろうかと考えます。人間には、所属欲求とか群居欲とか呼ばれる、人と群れたいという欲求があります。だから、心の疲れが取れない時は、温かい人間関係を求め、仲のいい友人に会って、他愛もない話をしてくつろぎます。すると心の疲れが取れます。
ここで重要なのは、気の使う必要のない相手だということです。気を使わなければならない相手だと余計に疲れてしまいますから、このあたりは要注意です。
以上です。
以上の5つが心の疲れを取る方法です。
最後の5つめ、人間関係不足に関してだけは、残念ながらひとりでは出来ません。そう、友だちや仲間が必要なのです。心の疲れを取るためには、どうぞ人間関係を求めていってください。
もしも「適当な人が見つからない」とおっしゃる方は、カウンセリングにお出かけ下さい。カウンセリングは、心病んでる人や悩みを抱えた人が行く所とは限りません。
ちょっと心が疲れたときに、カウンセラーに会いに行ってやってください。カウンセラーと会って話をすると元気が出ます。ぜひお試し下さい。ありのままの自分を受け入れてもらうということは、本当に素敵なことだなぁと私は思います。
他には、「瞑想する」とか、「日記を書く」とか、いろいろありますが、今日は、「心が疲れたときは、自分には何が不足しているのか? 考えよう!」という切り口でお話させていただきました。ぜひ参考にしてみてください。
今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。
この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。