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【名古屋市天白区】桜や野草に癒される。ひと足早い春を探しに「相生山緑地」ハイキング

土庄雄平愛知深掘りライター(名古屋市)

名古屋の原風景を残す「相生山緑地」。1990年代後半に行われた市の区画整備事業によって再生・保存され、今では都会の中で自然に触れ合える「オアシスの森」として親しまれています。

そんな「相生山緑地」。実は、ひと足早く美しい桜の風景が見られる、穴場スポットです。

南東の相生口から緑地へ入り、竹林の小径を抜けて、梅林の小径へ至ると、美しい桜並木が現れます。

散策路を進んだ先、鬱蒼とした森の奥に現れるため、まるで違う世界へ足を踏み入れたような臨場感を感じることができますよ。

桜の品種は、エドヒガンソメイヨシノなど。枝垂れるように咲いている姿が印象的でした。名古屋の桜が満開を迎えるおよそ一週間ほど前に、美しい桜の風景を眺めることができます。

この日は適度に雲と、少しだけ春霞が出ており、桜と空のパステルカラーの対比に癒されました。

緑地の中にあるスポットのため混み合うことはなく、ゆったりと桜を鑑賞できます

なかなか思うようにならない時勢が続いていますが、元気いっぱいに咲く花の姿を見ると、なんだか元気がもらえますね。

なお春の相生山は、野草が育ち、新芽が芽吹くタイミング。お花見と合わせて、緑地の中をハイキングすれば、ささやかな発見に満ちています。

上は鮮やかな紫色の「ミツバツツジ」。新芽に先駆けて、可愛らしい花を咲かせていました。

淡い緑色に色づく新芽。春の最初に見せる、植物の生命力に癒されます。

足元には春を代表する野草の「スミレ」も。陽光に照らされ、キラキラと輝いていました。

以上、天白区「相生山緑地」の春の風景をご紹介しました。春は名古屋が最も美しい景色を見せてくれるシーズンです。ぜひ暖かくなったタイミングで訪れてみてください。

<相生山緑地>

住所:愛知県名古屋市天白区天白町大字野並上新田

アクセス:地下鉄相生山駅から徒歩10分

桜の見頃:3月下旬

愛知深掘りライター(名古屋市)

1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、愛知へUターンをして、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤務しながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。美味しい地元グルメを探しながら、名古屋市内の色彩豊かな自然を愛でるのがルーチン。 ※12月18日からLINEにて土庄雄平「名古屋深掘りチャンネル」配信スタート!毎週月曜日の10時にお届けします。名古屋のグルメから週末おでかけ情報、ディープなスポットまで盛りだくさん。ぜひ登録してくださいね♪(記事内のリンクは、Yahoo!ニュース エキスパートとの取り組みで特別に設置しています。)

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