にんじんに「皮は存在しません!!」衝撃的な発言に「嘘でしょ」「これは知らなかった…」
こんにちは、板前のぱぷちゃんです!
皆さん嫌いな食材はありますか?また、小さい頃嫌いだったけど克服した食材はありますか?
個人的に思う子どもに不人気な3大食材といえば…「ピーマン」「人参」「グリーンピース」ではないでしょうか?
今回は、この子どもに不人気な3大食材の1つである「にんじん」について皆さんに1つ、正しい知識をお話をしたいと思います。
タイトルにも書きましたが、にんじんに「皮」は存在しません!『え!?』という声が全国から聞こえてきそうなくらい皆さん驚いているはずです。
『じゃ、剥いていたあれはなんなの?』という声も聞こえてきたので、今回私(板前)が詳しく解説したいと思います。
「皮」だと思っていた物の正体とは
実は、にんじんの本当の皮と言える部分は、出荷前の処理工程でほとんどが剥がれ落ちています。皆さんご存知でしたか?
では、普段私たちが剥いているのは一体なんなのか?あれは…
「内鞘細胞」と呼ばれる、薄い膜になります。
読み方は…内鞘細胞(ないしょうさいぼう)
つまり、剥かなくても良いのです。しかも、栄養が超豊富です!!
「内鞘細胞」には、にんじんの中心部の約2.5倍もの「βカロテン」を含んでいると言われています。
さらに、「ポリフェノール」も約4倍ほど含まれています。
メリットを説明しましたが、逆にデメリットは無いの?と思う方もきっと居るでしょう。
個人的に思うデメリットは2つあります。
1つ目は…食感がやや悪くなる
2つ目は…色がくすむ
しかし、デメリットより、メリットの方が遥かに大きいので、私は皆さんに出来るだけ、剥かないで欲しいなと思います。
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