自信が持てない人へ。ヘレン・ケラーの名言「人は、考えることが好き…」英語&和訳(偉人の言葉)
こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。
今回はヘレン・ケラーの名言をご紹介します。ヘレン・ケラー(1880~1968年)はアメリカの作家、社会福祉活動家です。
今回は、自信が持てない人に届けたいヘレン・ケラーの名言をご紹介します。
ご紹介する名言につきましては、BrainyQuote というアメリカのサイトに記載されているものをGoogleの書籍検索にかけ、それが英語圏の複数の書籍で使用されていることを確認の上、その人物の言葉として記事に掲載しております。
古い人物の言葉ですとそれが本当にその人物の言葉なのか確認が難しい場合もございますが、複数の書籍で使用されている言葉であれば、それがその人物の考えを反映した言葉であると判断できるのではないかという考えのもと記事を執筆しております。
自信が持てない人へ。ヘレン・ケラーの名言「人は、考えることが好き…」英語&和訳
「人は考えることが好きではありません。考えると、結論を出さなければなりませんね。結論は前向きなものばかりではありませんから」
ヘレン・ケラー(アメリカの作家・社会福祉活動家)
「知らぬが仏」ということわざがありますよね。英語では “Ignorance is bliss.” と言います。「知らない方が幸せなこともある」という意味です。
自分も考えないようにしていることがたくさんあるなと最近気が付いたのですね。
これは以前美輪明宏さんが婦人公論でおっしゃっていたことなのですが、「体を健康に保つのに食べ物が必要なように、心を健康に保つには理性が必要」
その言葉を知ってから、感情(心)ではなく、理性(頭)で物事に対処することを意識するようになったのですね。
そういう意識を持つようになって気が付いたのが、いかに自分が普段頭を使っていないかということなのですね。普段の生活で起こるさまざまな出来事に対して、自分は頭ではなく心で対処していたのだと。それを頭で対処するよう意識するようになって、怒りや悲しみといった感情にうまく対処できるようになったのですね。
では、なぜ自分は考えることを避けてきたのかなと。それは恐怖があったのではないかなと。現実を見るのが怖いという気持ちですね。
多くの場合、考えることは、最高のシナリオと最悪のシナリオを想定することを含みますよね。例えば、好きな人がいて、あなたはその人に告白しました。返事はまだもらっていません。その場合、不安ですよね。僕だったらすごく不安な気持ちになると思います。
ただ、そこで頭を使うとどうなるのか。最高のシナリオは、その人とお付き合いできることになることですよね。最悪のシナリオはその人に振られることですよね。
ただ、振られたときに他に何かを失うのかと言えば、他に失うものは何もないですよね。死ぬわけでもないですし、家族や友達や仕事やお金が奪われるわけでもないですよね。ですから、最悪といっても、受け入れられないほどではないと思うのですよね。
現実を直視するのを恐れて、いつまでも不安な気持ちでいるよりも、理性を働かせて、全ての可能性を想定して、それを受け入れてしまった方が心はずっと楽になるのだと。そういうことに最近気が付きました。
自信が持てない人へ。「幸せ」に関する名言3選
いかがでしたでしょうか?今回はヘレン・ケラーの名言をご紹介しました。
私が運営しているブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『ヘレン・ケラーの名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、今回ご紹介したものを含めて、ヘレン・ケラーの名言を18句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
また、私のブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『「幸せ」に関する名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、「幸せ」に関する世界の偉人たちの名言を39句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
では、最後に「幸せ」に関する世界の偉人の名言を3句ご紹介します。
「幸せな人生を送りたいなら、それをなんらかの目標と結びつけなさい。人や物とではなく」
アルバート・アインシュタイン(ドイツ生まれの理論物理学者)
「求めているものの一部が欠けていることは、幸福に欠かすことのできない要素の一つである」
バートランド・ラッセル(イギリスの哲学者)
「幸福の敵は二つある。苦痛と退屈である」
アルトゥル・ショーペンハウアー(ドイツの哲学者)
お読みいただき、ありがとうございました!