【仙台市若林区】大和町で汗をかきながら食す、ラーメン渓流の系譜。長年愛され続ける味噌ラーメン!
仙台市宮城野区・若林区を愛する号外NETライターの長谷川誠です。
皆さんは「ラーメン渓流」というお店をご存じでしょうか。
PC・スマホやSNSが普及するより前の時代から「美味しい味噌ラーメン」のお店として好評を博していた宮城県柴田郡川崎町にあるレジェンドラーメン店。宮城県、そして川崎町からほど近い山形県に住む30代以上のラーメン好きの方であれば、一度は店名を耳にしたことがあるかと思います。
残念なことに、昨今の飲食業界の人手不足もあり、川崎町の「ラーメン渓流」さんは現在休業中(2023年6月12日現在)ですが、山形市で育った仙台在住妙齢のワタクシもその例に漏れず、ラーメン好きを自覚した高校生ぐらいの頃には「山形で味噌ラーメンと言えば龍上海。宮城県はラーメン渓流だな」などと知ったかぶりをしてしまうぐらい一時代を築いたお店です。
今回ご紹介するのは、そんな「ラーメン渓流」さんの味噌ラーメンを味わうことができる若林区の系列店です。
そのお店とはこちらの「ラーメン天狗山(てんぐざん)大和町店」さんです!
早速入店してみると、注文は食券機制。
味噌ラーメン以外にも天狗山大和町店さんオリジナルの美味しそうなメニューが豊富にあり、ちょっと迷うワタクシ。数量限定のモツ煮定食に冷やし味噌担々麺…。いかんいかん、あの味噌ラーメンを食べに来たんじゃないか、と何とか誘惑を振り切り食券をポチリ。
気さくな店長に撮影と掲載を快く許可していただき、店内の様子を撮影。
座席はUの字のカウンター席に加えて、大人数用のテーブル席に
2人がけのテーブル席があります。
そして店内の壁にも美味しそうな限定メニューが貼られていました。マー油味噌BLACKにネギ味噌RED…、次回訪問時には絶対に限定メニューを食べようと決意。
店内をキョロキョロしていると、ほどなくして着丼しました味噌ラーメン! 油膜も煌びやか、熱々の熱が丼の中に封じ込められています。
そうそうそう、タップリスープにこのレンゲ味噌なんですよねぇ。昔から知っている人にはお馴染みの「レンゲにのっている追い味噌」。
そのままのスープもサラリとしたアッサリ味噌味で美味しいのですが、好きなだけスープに味噌を溶かして、好きなだけコクを「マシ」ていくことが可能なスタイル。個人的な好みですが、私は最初から全部溶かして食べちゃいます。
しっかりと味噌を溶かして、一口スープを飲むと、ベースとなるスープの味噌の甘味と追い味噌の塩味、そして野菜の甘味が合わさったコク深い味わい。嗚呼、この味だったよなぁ…。昔から食べていた味だけに、実家に帰ってきたかのような安心感を覚えます。
麺は味噌ラーメンの定番、モッチモチの中太麺。この麺が野菜の甘味と濃い味コクたっぷりの味噌スープをしっかりと口に運んできてくれます。
いつまでも熱々のスープでハフハフ汗をかきながら食べすすめていくと、出ました! お馴染みの具材、フクロダケ。野菜と食べるといい食感のアクセントにもなりますし、何より味噌に合うんですよねぇ。熱々味噌スープが染みジュワ状態のフクロダケ、うまし。
危うくスープを全部飲んでしてしまいそうになりましたが、スープの量がタップリだったことを思い出し、断腸の思いで完飲自粛のごちそうさまでした!
いかがだったでしょうか、ラーメン渓流さんの系譜であるラーメン天狗山の大和町店さんをご紹介しました。馴染みのある方にとっては懐かしく、未体験の方にとっては新鮮な熱々レンゲ追い味噌系の味噌ラーメンだったのではないでしょうか。
気になった方は、是非「ラーメン天狗山大和町店」さんに足を運んでみて下さいね。
●ラーメン天狗山 大和町店●
〒984-0042 宮城県仙台市若林区大和町5丁目5−25