【カビなの?】かぼちゃの断面の“白い粉”|料理人が教える「意外な正体」とは?
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さん、「かぼちゃ」は好きですか?
一般的な国産かぼちゃの旬は、秋から冬にかけての10月~12月頃、この時期のかぼちゃは特に甘く、ホクホクとした食感が魅力的です!
私もかぼちゃは大好きで、特に「かぼちゃの煮物」は我が家の定番料理のひとつです!ホクホクで甘みがたっぷり詰まったかぼちゃの煮物は、食卓に並ぶとついついおかわりしたくなりますよね。
そんな魅力的なかぼちゃですが、いざ使おうと思ったら「断面が白く粉っぽくなっていた」経験はありませんか?
「これはカビなの?」「食べても大丈夫なの?」と心配になる方も多いと思います。
そこで、今回は調理師免許を持つ私ぱぷちゃんが、この“白い粉”の正体について詳しく解説します。
『ずっと気になってた…』という方は、ぜひ最後までお付き合いください!
今回の目次
- 「白い粉」の意外な正体とは?
- 食べても大丈夫なの?
- 「白カビ」との違い
- まとめ
「白い粉」の意外な正体とは?
果たして、かぼちゃの断面に現れる「白い粉」の正体は何なのでしょうか?
回答:「デンプン」です!
『え、デンプンなんだ!?』と驚いた方もいるかもしれません!そうなのです、かぼちゃにはデンプンがたっぷり含まれており、切った後に断面が乾燥すると、そのデンプンが結晶化して白い粉のように見えるのです!
食べても大丈夫なの?
ここまで読むと、白い粉の正体は「デンプンが結晶化したもの」だということが分かりましたが、果たして食べても大丈夫なのでしょうか?
回答:食べてもOK!
どうしても気になる場合は、濡れたキッチンペーパーで拭き取ってください。もちろん、そのまま使っても「味」や「栄養価」に大きな影響はありません!
「白カビ」との違い
では、かぼちゃに「白カビ」が発生すると、具体的に“どのような症状”が現れるのでしょうか?
かぼちゃに白カビが発生すると…ふわふわとした綿のような形状の「菌糸」と呼ばれる糸状のものが広がります!
もう少し分かりやすく言い換えると、デンプンは、白くてカサカサした見た目ですが、カビはふわふわとした白い糸のような見た目です。
まとめ
- かぼちゃの断面に見られる白い粉の正体は「デンプン」。
- デンプンが乾燥して結晶化して、白い粉のように見える。
- 白カビはふわふわした綿のような形状をしている。