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【倉敷市児島】まるで宝石!国産ジーンズ発祥の地、児島を表現した「デニム」スイーツ

倉敷そだち地域情報発信クリエイター(倉敷市)

青い食べもの…これまで筆者は避けてきました。理由はただひとつ、食欲がそそられないから。かき氷のハワイアンブルーすら食べたことのない筆者ですが、ついに人生で初めて「食べたくなる青」に出会いました。

児島を表現したスイーツ

国産ジーンズ発祥の地の児島。その地に、スイーツで児島らしさを表現した店「パティスリー PIAGET(ピアジェ)児島本店」があります。

※倉敷市中庄にも姉妹店の「倉敷中庄店」があります

店に入ると手前と壁側に焼き菓子、奥に生菓子のショーケースが。焼き菓子の陳列に、デニムフィナンシェを発見。見た目はいたって普通のフィナンシェですが、中身が青いようです。早くも他のメニューが気になってきませんか?

手前の焼きドーナツや抹茶マドレーヌの奥に、デニムフィナンシェがあります
手前の焼きドーナツや抹茶マドレーヌの奥に、デニムフィナンシェがあります

バウムクーヘンならぬ、デニムクーヘンも目を引きます。児島産のにがりを感じる天然塩を使用しているそうです。デニム色は天然着色料のクチナシと食用藍、植物由来の着色料リナブルーで作っているのだとか。

アートのようなスイーツ

ショーケースの中は思わず歓声を挙げたくなるほど美しいスイーツがずらり。

店内にはイートインスペースがあり、購入したケーキを食べられます。

▼まるでアート作品のようなケーキ

さてどれにしようかな。いつもならフルーツたっぷりや、チョコ系のケーキにしますが、自分でも信じられないことに、ほとんど迷いなく青いケーキを選んでいました。

宝石のようなデニムスイーツ

紅茶を追加注文して、イートインスペースでケーキを食べることに。人生初の青いスイーツはつるんと見事な球体でツヤツヤに輝いています。まるで宝石のような美しさ。まさか青の食べものを食べたいと思う日が来るとは。

Denim-デニム」と名付けられた、このケーキ。トップにはアプリコットコンフィ、中は7つの層になっています。

7つの層

  • クチナシのグラサージュ
  • 塩バニラムース
  • ヘーゼルナッツブリュレ
  • アプリコットジュレ
  • ヘーゼルフィヤンティーヌ
  • アプリコットシロップとメレンゲパウンド
  • チョココーティングサブレ

断面も美しい
断面も美しい

塩バニラムースには児島の塩を使用しているそうです。塩味があるので、甘ったるくなくさっぱりとしたムースでした。塩とバニラって相性がいいんですね。ヘーゼルナッツのざぐざぐと食感もおもしろい、食べ進めると味がどんどん変わる、最後の一口までわくわくするスイーツでした。

目でも舌でも楽しめるスイーツ

青の食べものは食欲を減退させてしまいがちですが、美しくて食べたくなる青スイーツを提供する「パティスリー PIAGET」。目でも感動、食べてもおいしさに満たされます。青の食べものの概念を大きく変え得るスイーツ、おすすめです。

<詳細情報>
パティスリー PIAGET 児島本店
住所   :岡山県倉敷市児島下の町2-1583-49
電話   :086-472-1605
営業時間:10:00~19:00
定休日 :年中無休
URL   :公式HP

地域情報発信クリエイター(倉敷市)

地域コミュニティWebメディア「倉敷とことこ」ライター。 倉敷市在住、生粋の倉敷人です。メジャーからマイナーな情報まで、倉敷市の魅力をしっかりお伝えします。趣味は食べ歩きと旅行。大好きな愛犬と倉敷をめぐることも。

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