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ヨガ講師が考える食事で気を付ける3つのポイント

中村美日子ヨガインストラクター

食事で気を付けたい3つのポイントをご紹介します!

栄養バランスを崩さず健康的でおいしいと思える食事をしたいですよね。

運動と食事で体と心を整えるポイントを3つにまとめました。

1、ドライフルーツ・温野菜がおすすめ

2、薄いお味噌汁は健康的?!

3、から揚げは万能食品かもしれない

早速解説していきます!

1、ドライフルーツ・温野菜がおすすめ

素敵な女性はサラダをたくさん食べているというイメージは古いでしょうか?

女性が集まるとなぜそんなにサラダを注文するのか私は未だ疑問ですが、野菜やくだものを生で食べると体が冷えるため、非常に身体が硬く重たくなり、凝って感じるようになります。

フルーツや野菜でも体を冷やさないものもたくさんあるため、よく調べてみるといいのですが、産地が温かい地域のものは体を冷やすタイプのものが多く、寒い地域で取れるものは体を冷やさないので安心して食べることができます。

例えば、リンゴとパイナップルでは、リンゴは青森県など寒い地域でも収穫されますが、一方パイナップルは沖縄やハワイなどが特産地です。寒い場所で取れるリンゴは体を冷やすものではないため、昔から風邪の時に食べるといいものでも知られていますね。

このようにして体を冷やさない食べ物を積極的に摂るようにすることで、温まり、脂肪燃焼しやすくめぐりがよい身体になります。

2、薄いお味噌汁は健康的?!

お味噌汁はじめ、うどんやそば・ラーメンなどのスープ、煮物、炒め物など味が素材に染み込んでいるものは避けることで、過剰な塩分摂取を避けることができます。例えば、お味噌汁はお出しの風味をしっかりさせることでお味噌の量を減らし、塩分量を減らすことができます。また、デトックススープによるダイエットも流行っている時期がありましたが、塩分を多くとるとむくみの原因となり、むしろ体は重くなります。

しなやかで軽い身体を作る秘訣は、素材のまま調理して後からソースや塩で味付けをしながら食べたり、ラーメンとつけ麺の場合はつけ麺のほうが塩分量を自分でコントロールできます。

塩分を多く摂取しやすい冬の時期は、お水を飲む量も減り、外が寒いので体が硬く凝りやすい時期です。気を付けて過ごしてみませんか?

3、から揚げは万能食品かもしれない?!

鶏のから揚げなど、揚げ物は素材自体のタンパク質、そして糖質、油を一気に摂取できるという点で適量摂ることは美容効果もあると考えています。

身体に気を使うと油を避ける傾向にある方も多いですが、油は便をスムーズに出し、お肌や髪にうるおいも与えてくれます。お肌や髪のうるおいがないと感じる時は積極的に良質な油を摂ることをおすすめします。亜麻仁油などもありますが、オリーブオイルなどを常用し、油にこだわった生活をおすすめします。

また、筋肉を維持するためにもタンパク質を意識して摂取しましょう。

タンパク質・アミノ酸は筋肉を作るだけではなく神経伝達物質の栄養源でもあります。運動をしてその運動に慣れて、筋肉がスムーズに動くようになった経験はありますよね?

スキーや鉄棒・自転車といったバランス感覚のものは一生モノといえるほど、一度できるとそのあとから体に馴染んでくれますが、それらは神経の伝達がうまくつながったことで「忘れない」という身体感覚になります。また、脳の神経も同じで記憶や理解などもアミノ酸は欠かせない栄養源です。積極的にタンパク質を摂取することで心身共に安定した感覚を感じられます。

またから揚げなどは周りに衣がついていて、小麦粉・片栗粉やパン粉などが付いています。こうした糖質は筋肉や脳にも非常に大事なエネルギー源。もちろん糖質はたくさん摂ることを避けたい方も多いはずです。しかし、徹底的に排除することは体にとってリスクがあります。

まんべんなく栄養バランスを考えておいしく食事をしましょう。

ヨガインストラクター

1982年12月生まれ。札幌市出身。早稲田大学第一文学部臨床心理学専攻卒。ホットヨガスタジオをプロデュースし心身の癒しと成長を感じていただけるクラスづくりを展開。また全米ヨガアライアンス認定スクールを運営し、ヨガ講師育成を行い、「好きなことを仕事にする」をテーマに受講生のライフプロデュースにも力を入れている。ヨガとの出会いは若年性早期閉経と診断され不眠や不安に悩んだことをきっかけにヨガの道へと進み、ヨガの深い癒しに感動し単身ハワイにてヨガ資格を取得。

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