大阪西天満にある、ふぐ料理専門店「大阪 焼ふぐの会 西天満」をご紹介します。大阪に住んでいるのに、ふぐを食べる機会がないなと思い知人を誘い行ってきました。

冬の季節は大阪で、ふぐ鍋の「てっちり」を食べようなんて声もよく聞きます。ふぐは、山口県下関が有名ですが日本の中でも「とらふぐ」の消費量が多いとされる大阪。街中では、ふぐを扱う料理店をよく見かけます。

世界中でもふぐを食べるのは日本だけ。そのような文化を大切にし、「春夏秋冬でふぐを最高に美味しく食べて欲しい」との思いが詰まった、紹介会員制のふぐ料理専門店「大阪とらふぐの会」本店が、大阪市天王寺区寺田町にあります。

今回訪れたのは、2022年8月末にオープンした一般の人でも本物のふぐがカジュアルに楽しめる「大阪 焼ふぐの会 西天満」。

大阪メトロ御堂筋線淀屋橋駅から徒歩約10分。堺筋線・京阪線北浜駅から徒歩約13分。西天満の大阪地方裁判所の裏側に位置する、住宅街の中にあるお店。

焼きふぐが自慢のお店で、様々な部位の焼ふぐ味わうことができます。コース料理をはじめ、一品料理でもふぐを楽しめます。

焼ふぐコース 9,790円（税込）

名物の焼ふぐをメインにした、様々なふぐ料理が楽しめるコース。焼ふぐは自身で七輪を使い焼き上げます。

ふぐ汁

ふぎのあらを使った坦々風味の椀物。程よい辛さが食欲を刺激してくれます。

ぶつてっさ

ぶつぎりにしたてっさをポン酢と大根おろしで。ポン酢は自家製で、研究を重ねているとのこと。酸味は控えめで旨味があります。

皮の姿煮

さめ皮を生姜が効いた餡掛けと一緒にいただきます。寒い季節に心も体も温まります。上品な味わい。

焼ふぐ：身皮/大根おろし

コラーゲンたっぷりで低カロリー。大根おろしの苦味が、ふぐの味わい深さを引き出してくれます。

焼ふぐ：とおとう身/クミンスパイス

カレーに似た味わいで、ほんのりした苦味と辛さがあるクミン。淡白なふぐとも相性抜群です。

焼ふぐ：身皮/ニンニク胡椒

ニンニクの風味は控えめの印象。香りが気にならず食べやすい味付け。身皮の旨味が際立ちます。

焼ふぐ：とおとう身/Kimi Opus1-2

オリジナルスパイスのKimi Opus1-2。スパイシーの中に深みがあり、焼ふぐにもぴったり。歯応えがありミノみたいな味わいです。

焼ふぐ：腹身/Miru Opus1-1

ふぐの中でも美味しいと人気があるのが腹身とのこと。お肉のような旨味と食感で食べ応えがあります。オリジナルスパイスのMiru Opus1-1が、よりふぐの旨味を感じさせてくれます。

唐揚げ

ふぐのカマを唐揚げにしているそうで、一口目から感動する美味しさ。衣と身の旨味とジューシーな脂が口の中に広がります。何個でも食べられる美味しさ。めちゃくちゃハマりました。

焼ふぐ骨身（黒うぐいす/スパイス醤油味）

背中の肉のそうで、淡白ながらも旨味も強く脂も感じます。醤油とスパイスの味付けは、骨身の美味しさを引き立ててくれます。

焼ふぐ：すきやき風味

割下と卵にくぐらせて食べる焼ふぐ。食べた焼ふぐ中でも、一番シンプルに感じあっさり食べられました。

雑炊

ふぐの出汁がたっぷり染み出した優しい味わい。ボリュームも満点。自家製のこだわりポン酢で味変してさっぱりと味わえます。ポン酢はそのまま飲んでも美味しいです。

デザート（塩ちんすこうアイス）

バニラアイスに塩ちんすこうを合わせたもの。塩味が効いたバニラアイスに、サクサクしたちんすこうが入ってます。ほんのりした塩味で、バニラの甘さが引き立ちます。

一品料理もおすすめ

焼白子 1,980円（税込）

濃厚で繊細な味わいで、優しくまったりとしています。口の中に幸せが広がる美味しさ。

ふぐラーメン 770円（税込）

ふぐの出汁が効いたあっさりしたラーメン。細く縮れた麺とスープが合います。

ふぐは高級で手が出せないイメージでしたが、この価格なら気軽に味わえます。カジュアルな雰囲気で、駅から少し離れた閑静な場所にあるのも、特別感があって良かったです。

接待や会食にはもちろん利用できますし、女子会でも盛り上がれそう友人や仲間など様々なシーンで利用しやすいお店です。